義母のわがままに振り回された話

数年前、京都の私達家族の家に遊びに来ていた義母が帰る日…。

京都駅に着き、後は新幹線に乗るだけと言う段階で、ご近所さんに頼まれていた京漬物のお土産を忘れていたと義母が言い出しました。

そのお漬物は錦市場にしか売っていないとの事。

京都に詳しい方ならよくご存知かと思いますが、京都駅から錦市場まではかなりの距離があり、歩いてちょっと買い物してまた戻ると言うレベルの距離ではありません。

普通なら京都駅から四条河原町までバスで移動し(無論観光客で激混みのバスです。)、錦市場で買い物をしてまたバスで戻って来なければならず、少なくても1時間はかかってしまう買い物です。

もちろん、京都駅にもお土産屋さんは多くあります。

京都駅地下のポルタでは、ほとんどの京都の有名なお漬物屋さんのお漬物が手に入ります。

わざわざ錦市場まで時間の無い中移動して、お漬物を買いに行かなければならない物かと思いましたが、義母曰く錦市場にしか売ってないとの事だったので、しょうがなくタクシーで錦まで行きました。

その後の展開は、まぁ私もうっすら気付いていたのですが、やはり予想通りの展開でした。

錦市場に売ってるお漬物は、殆どが京都駅近辺にも売っている…。

いやでも、ひょっとしたらそのご近所さんが漬物マニアで、錦市場の片隅の小さな地元客相手で生計を立ててるお漬物屋さんの、レアでニッチな京漬物を求めてらっしゃるのかも…と言う私の思いは、単なる妄想でしか無かったのでした。

嫁やその家族は義母の友達でも召使でもない!

うちの義母は、私(嫁)や私の母に対してなぜか友達や本当の家族と同じような感覚で、わがままなどが通る存在だと思っている節があります。

私が主人と結婚さえしなければ、関わる事など一生無かったであろう義母と言う存在。

ほんの少し前までは赤の他人であった義母に、私も私の母も本気で友達と同等のわがままが許せる存在だとは思っていません。

なので、やはり今回のエピソードで例えるなら、時間の無い中わざわざ錦市場まで行かなくても、駅で売ってる漬物で良いわ…と妥協してもらえたら、私達家族の印象も変わっていたと思います。

ましてや、あっちこっちと振り回されて、まるで召使いのように連れ回されると、親しき中にも礼儀あり…を無視されているように思えて、義母と言う存在を嫌いになってしまう原因にもなってしまいます。

とは言え、義母もたまの京都旅行でハメを外したくなった気持ちもわかります。

たまにしか来れない京都で、錦市場にどうしても行きたかった気持ちは重々理解出来るので、連れ回す相手は私たち親娘では無く、是非ご自分の息子をその相手にして欲しかったです。

きっとご自分の息子なら、時間の無い中さんざん連れ回されてもお義母さんを嫌いになる事は無いでしょうし、わがままを受け入れてくれたのではないかと思うのです。

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