求人票の募集要項と仕事内容が違う…。

定時9時~15時・残業休日出勤無しのパート社員と求人票に書かれていたのに、なぜか面接でいきなり残業ありきの働き方の話をされました。

そして謎の「社員はみんな立場が一緒」アピールも…。

この手法は人手不足に陥っているブラックな会社が、普通に用いるやり方です。

良い条件の求人票を餌に人材を集め、いざ入社すると求人票とは全く違う条件で働かされます。

そして社員同士での謎の連帯感を植え付けられて一度入社すると辞め辛い雰囲気を作られるのです…私はもうすでにこの面接を辞めたい気持ちでいっぱいでした。

どんな会社だったのかまとめ

①求人票が嘘だらけ

ハローワークの求人票に書かれていた定時などの労働条件が全くの嘘だらけでした。

この記事でも求人票の嘘については詳しく書いています。

②電話対応が理不尽

子供が幼稚園に行っている午後三時までしか動けない専業主婦の面接時間が、事前に無理な事を伝えているにも関わらず、午後五時からでした。

その時間には行けないと伝えると、誰かに子供を預けてでも来いと当たり前のように言われました。

このまま就職してしまったら、当たり前のように子供を誰かに預けて残業しろと言われそうでした。

③面接は辞退させて貰えない

午後五時からの面接が無理だったので、面接を辞退しようとすると、慌てて午後一時からの面接に変更されました。

午後一時からの面接が可能なら、なぜ初めからこの時間で無かったのか不信感が芽生えると共に、子供を預けてまで来いと言われるほどの上から目線だったのに、急に態度が変わった事も気になりました。(理不尽が染み付いた会社なのか?)

④面接が雑に行われる

主婦パートの面接とは言え、あまりにも面接が雑で、面接官は社長一人、履歴書だけ見せたら採用的な雰囲気でした。

私は一応技術職での面接だったのですが、スキルや技術に関する質問は全く無く、現場担当者の立ち合いもありませんでした。

求人票の募集要項は何だったのか…全く違う仕事内容

謎のみんな同じ立場アピール

数年ぶりに仕事探しを始めた私、ハローワークさんから条件の合う求人票を送って頂き、面接のエントリーをさせて頂いた…はずでした。

その当時の私は4歳の息子の育児中で、仕事探しの一番の条件は、「子供の幼稚園の時間帯で働ける」事でした。

ハローワークさんからのこの会社の求人票には、定時は9時~15時、週休二日で休日出勤も残業も無し…としっかりと書いてありました。

この時間条件なら働けそうだと思い、この会社にエントリーさせて頂いたはずだったのですが…

なぜか面接時にいきなり残業の話を出されました。

「うちの社員は主婦が多く、みんな子育て世代で立場は一緒。」

「どの社員も同じ立場ながら皆残業をしてくれている。」

「みんな立場は一緒だから、みんな気持ちを分かってくれるはず。」

と、謎のみんな同じ立場アピールもしつこくありました。

みんな同じ立場?

子供の成長具合や人数、幼稚園なのか保育園なのか、近くに育児援助してもらえる存在がいるのか、旦那さんの育児参加は期待出来るのか…などなどで、育児中のお母さんの立場なんて違うのが当然です。

今働いてらっしゃる社員さん達が残業も可能な方々だからと言って、いきなり私も同じ立場とされて残業の話をされる事に、私は大きな違和感を感じました。

求人票との労働条件の違いとマインドコントロール

そもそも求人票の内容とも全く違うことにも当然違和感を感じました。

求人票に残業も必要である、とキチンと書いてあれば、もちろん私はエントリーなどしません。

ハローワークさんにも時間に関しては念を押して伝えてありましたし、面接でいきなりこんな話をされ、違和感どころかあまりの理不尽さに軽く怒りさえ覚えました。

この会社の場合、入社前の面接時にそれを言ってくれただけましで、入社してからそれに気づかされると言う場合も多いようです。

また、上にも書いた通り、実際に入社して労働条件が違うので辞めたいと思っても、

「みんな同じ立場」

と言う謎の社員同士での連帯感の植え付けをされ、みんな頑張っているのなら自分も頑張らなくてはダメなんだと言うマインドコントロールをされてしまって、辞め辛い環境を作られてしまうのです。

ブラックな会社は人材が中々定着しない為、こう言った手法で人材をかき集めるのが常套手段なのです。

ブラックな会社に引っかかってしまわない為には、やはり面接時に自分で求人票と実際の労働条件の違いが無いか確認するのが良いでしょうが、面接時には本当の事を言われない場合もあります。

入社前に分かるヤバい会社の見分け方

ヤバイ会社は入社してしまったら抜け出す事がとても難しくなるので、入社前の理不尽を見抜いて会社を自己判断する事が重要だと言う事は、過去記事にも何度も書いていて相違する点もあるのですがもう一度まとめておきます。

①面接官が社長一人で無く、現場担当の方が立ち合われているか。

面接時の面接官が社長一人だけの場合、人事から現場の事まで社長一人が全を仕切るワンマン会社である可能性が高いです。

ワンマン会社は現場や実際に業務に当たる人の意見が活かされず、社長の裁量のみですべてが決まってしまって仕事がやりにくかったり余計な事をさせられる事が多いです。

社長が理不尽な事を要求してきても、逆らう事が難しい可能性もあります。

②面接時に伺った時に社内に不要な物が多く置いて無いか。

社内に仕事には不要な置物や飾り物が多数置いてあるような会社は、その置物類の手入れを時間外にパート社員が強要される可能性が高いです。

昨今のオフィス環境は、出来るだけシンプルに掃除の手間を省く環境作りが当たり前となっているのに、時代と逆行したようなオフィス作りをしている会社はヤバいです。

③今までの面接までのやり取りの中で不自然だったり不穏に感じる点が無かったか。

面接時間がどうしても無理な時間に設定されたり、電話対応をされた従業員さんがちゃんと敬語を使えていなかったり、対応自体が雑な感じがしたり…社会人として当たり前な対応がきちんと出来ていないと感じたら、従業員の当たり前の教育すら出来ていないヤバイ会社だと思っていいでしょう。

こんな会社に入社してしまったら、後々自分も外部の人から同じように思われてしまうかもしれません。

もしこの三点に当てはまるのであれば、今一度この就活を考え直す方がブラックパートにならない為の得策かと思います。

この時の私はそれが出来なかった為に、面接の辞退を申し上げても受け入れてもらえず結局入社し、ブラックパートへの道まっしぐらになってしまったのです。

募集要項と仕事内容が違うと言う理由で辞める事は出来るのか

入社後、募集要項と仕事内容が違うと分かってそれを理由に辞める事が出来るのか…。

ここまで書いてきた私の経験したブラック会社が、唯一まだ常識があると思った事は面接時に残業をしてもらうと言う事をはっきり言ってくれていた所かもしれません。

もっと理不尽な会社はそんな事を一言も言わずに、入社して初めて労働条件が違うと気づいて辞めたいと思っても、もうシフトを組まれてしまっていて抜け出す事も出来ず、辞めるなら次の人を紹介しろなどと言われて辞めるに辞めれない状態になる事も考えられます。

理不尽な会社は一旦入社してしまうと、あの手この手で引き止め工作をされて、求人票と条件が違うと気づいて辞めたいと思っても、そう簡単に辞める事は出来なくなると考えられます。

勿論常識的には求人票と条件が違うと言う理由で辞める事は可能ですが、やはりすぐにそれに気づいて辞めたいと思っても辞め辛かったり、自己都合による退職とされてしまう可能性が高く、失業保険等の関係で会社都合としたい場合には会社側との交渉が必要となると思います。

やはり一旦入社してしまうと、どんなに理不尽を感じても他の社員さんにも迷惑をかける事にもなるし、辞め辛くなるのは当然です。

自分がそう言った事で心労を感じたり、他の人に迷惑をかけない為にも、やはり入社前にその会社で本当に自分は頑張れるのかを自己分析しておくことは重要です。

入社まえに理不尽を感じる程の会社は、入社したらその理不尽は100倍にもなってわが身に降りかかってくると思って間違いありません。

面接などの入社前に会社に嫌な予感を感じた場合は、その就活に慎重になるように十分考慮してください。

入社後の理不尽について

私は結局この会社に入社する事になります。

面接で不穏な雰囲気を感じ取ってはいましたが、その時はどこの会社でも大変なのは同じだろうし、採用して貰えただけ御の字。

自分のスキルや技術を活かせるなら、多少不穏で理不尽面があったとしても頑張れるのではないかと思ったからです。

しかし私のそんな思いを上回るほど、この会社の理不尽は根深い物でした。

入社後の私の運命を少しまとめておきます。

①制服などの備品が買取制

女子社員は全員制服での勤務でしたが、その制服は自腹での買取制でした。

しかもかなりの高額な制服で、入社前に家計に結構な赤字が発生してしまいました。

他にも細かな金額ではありますが、筆記具などは全て自腹で、会社に行くだけでお金が飛んで行くような雰囲気でした。

②公私混同な家族経営会社に振り回される

この会社はいわゆる家族経営•同族経営の会社で、長年同族のみで経営を引き継ぐ老舗会社でした。

そんな同族経営の嫌な面が出てしまっている会社と言っても過言では無く、社内では経営陣の理不尽がまかり通ってしまっていました。

パート社員はそんな経営陣の理不尽に振り回される毎日でした。

③仕事が出来ない上司ばかりで疲れる

上司はやる気が無さそうな人ばかりで、デスク周りも全く掃除されておらず不潔でした。

掃除が出来ない人は仕事も出来ないとよく言いますが、それを証明しるかのような典型的な上司でした。

そんな上司たちに、やはりパート社員が振り回される事になってしまうのです。

④仕事はパートに求めすぎ

大きなプロジェクトのリーダーを正社員では無くパートに任せるなど、パートなのに多くの仕事を過大に与えられて、しんどい思いをする事になりました。

当然定時に仕事を終わらせる事は出来ず、毎日残業、持ち帰り、時には休日出勤もやらざるを得なくなりました。

それでも時給が上がる事は無く、扶養範囲内以上の給料がもらえる事はありませんでした。

⑤辞めたいのに次は無いと言われる

あまりの会社のブラックさに、パートを辞めたいと思っても、周りからは「次は無い」などと言われて、頑張りなさいとしか言われませんでした。

相当頑張って、毎日毎日がしんどくても、「次は無い」と言われる事に無情を感じました。

その後、ますます会社の理不尽は増幅し、「次は無い」と言われようが何だろうが辞めようと決意したのですが、会社の執拗な引き止め工作に合い、辞めたいのに辞めれないと言う状態が長く続く事になりました。

まとめ•ブラック会社にはハッキリNOを!

上に書いたような入社後の理不尽は、私がこの会社に入社さえしなければさけれた事案です。

いくらブラックだ、理不尽だと叫んでも、一度入社してしまうと良いように扱われるだけで、その会社の本質が変わるような事は絶対にあり得ません。

しかも、一旦入社してしまうと万年人出不足の会社側は、貴重な労働力を逃すものかと、あれやこれやの手を使って引き止め工作を行います。

やはり入社前に、理不尽やブラックの雰囲気を感じたら、ハッキリと採用の辞退をする事が大切なのです。

特に面接時に求人票の労働条件との相違は今後一切無いのか、と言う事をしっかり確認しておく事が大事です。

その確認がこちらから面接時に無い場合、求人票と違う労働条件で働かされてしまっても文句を言えない立場になってしまいますし、入社後に条件が違っても辞めるに辞めれないと言う状況を作られてしまう可能性もあります。

また、求人票と条件が違うと言う理由では、なんとか辞めさせて貰えても会社都合では無く、自己都合での退職にさせられてしまう事は上にも書きました。

会社都合の退職でないと失業保険を受け取れる時期が遅くなるなどの不都合がありますし、こちらには不利な事ばかりが覆い被さってきます。

こう言った事を未然に防ぐためにも、面接時に労働条件をしっかり確認し、自分に不都合が生じそうならばハッキリNOを突きつけて、その会社と縁を持たない事が重要なのです。

⬆️おすすめ関連記事
おすすめの記事