掃除ができない人は仕事ができない?

オフィスの5S活動の重要性

私の体験した理不尽なパート先の事を書く前に、オフィスの5S活動の事について触れたいと思います。

私は独身だった20代の頃に正社員として働いていた会社が、5S活動を真剣に取り入れていた会社だったため、仕事として5S活動のすべてを教育された経験があります。

しかも5S活動の社内での事務局という業務も与えられて、社内の5S活動が徹底されているかを判断する立場でもありました。

そう言った経験から少し5S活動のお話をさせて頂きます。

5s活動って何?

5Sとは、整理・整頓・清潔・清掃・躾の五つの活動をまとめた言い方です。

よく工場や建築現場などで、5Sから躾を抜いた4Sを謳われている事もありますが、4Sを永久的に持続するには社員の躾が重要とされて、5Sとされていました。

要は、オフィス内の整理・整頓・清潔・清掃を徹底する事によって、無理・ムラ・無駄の3Mを取り除いて業務をスマート化し、生産性や業績のアップにつなげる社員教育活動の事なのです。

当時の会社の5S活動の徹底

その会社の5Sは本当に徹底していて、デスクにはパソコンと携帯電話と電卓とボールペン一本とメモ帖しか置いてはダメでした。(15年前の話でスマホが無かったので、今はスマホがあれば電卓やメモ帳も禁止かもしれません。)

資料やカタログなども社内に重複しておいてはならず、書類置き場にすべて収納する事になっていました。

個人のデスク周りには一切紙関係の資料は置いてはならず、引き出しの中にも何も入れてはならず、定期的にチェックが行われてそれが徹底されているかの評価が行われました(私は評価する側の立場でした。)

そして社長も重役も関係なく、社内の全員で当番を組んで、当番に当たる人がオフィスの朝掃除をする事になっていました。

そしてその朝掃除は当然残業として扱われていたのです。

当時、リーマンショックなどで世界的に業績が悪化する会社も多い中、5Sのお陰かは分かりませんが地方の中小企業ながらその会社はボーナスも出ていました。

オフィス内が常に綺麗で風通しが良さそうな雰囲気が、取引先やお客様に評価されての業績だったのかもしれません。

そして社内全体が清潔に保たれていて仕事もやりやすく、社員全員にやる気も満ちていたように思えます。

私は5S活動を自分自身が真剣に取り組んだ経験から、掃除ができる人は仕事も出来る人なんだと実感として分かっていました。

なので、パート社員として再就職した会社の上司のデスク周りを見て、その人が仕事が出来る人なのか私は一瞬で判断する事になったのです。

デスク周りが汚い上司の実態

ここからは、パート社員として再就職した理不尽な会社の話題です。

やる気の無さそうな上司

子供の幼稚園の時間を利用してパートを始めることになった私でしたが、パート先の会社は初出勤から理不尽感満載の会社でした。

求人票に書いてあったパートの定時は午前9時から午後3時だったのに、実際の出勤時間は8時半だったり、些細なことで従業員さんが始末書を書かされていたり、入社初日から私は不安で押しつぶされそうでした。

そんな私に追い打ちをかけるかのように、さらなる不安要素が現れました。

ゴミの様な物が沢山積まれた中で、仕事中にスマホに夢中な、やる気も頼りがいも無さそうな上司の存在です。

デスク周りは一切整理整頓がされておらず、紙の書類が散乱し、私物なのか何なのか分からないような仕事に関係無さそうな物もいっぱい置いてありました。

私はその一瞬でその上司を悪い方に評価しましたが、その評価はやはりしっかり当たっていた事が、その後分かります。

同僚パート社員さんから紹介を受けた上司の係長は、挨拶をした私に目もくれず、スマホをのぞき込んでいらっしゃいました。

よろしくの一言も無ければ、こちらを見る事すらなく、私は完全に無視されているような印象を受けました。

今後この会社でやって行くには、この上司ときちんとしたコミュニケーションが取れないときついでしょう。

しかしこんなやる気が無さそうでデスクが汚い上司と、今後上手くやって行けるのか、私は初めから抱いていた不安感がさらに増すのでした。

責任は有耶無耶•ミスは擦りつけ

後から聞いた話ですが、他のパートさん達も最初は私と同じように、上司のやる気の無さに困り果てていたそうです。

しかし仕事をこなしているうちに徐々に打ち解けて、今では何とか少しは動いてくれるようになったそうです。

「しばらくしたらこの上司にも慣れるから…」

と、先輩パートさん達には楽観的に言われました。

しばらくしたらって何時なんだろう…。

私は少し人見知り気質なので、やる気が無さそうでコミュニケーションの取りづらそうな上司と、普通に仕事の話が出来るようになるにはかなりの時間が必要な気がしました。

面接時からこの会社に抱いていた不安感は、上司を紹介されてもなお払拭されるどころかさらに肥大化して、私の心にもやもやと覆いかぶさってくるのでした。

上にも書いていますが、やる気が無さそうでコミュニケーションが取りづらく、いつも何を考えているのか分からないタイプの方が上司の座におられると言うのは、この会社の人材不足を如実に現しているようです。

ブラックな会社によくある、すぐ怒る、怒鳴って言うことを聞かす、と言ったタイプの上司も厄介ではありますが、こう言ったやる気の無いタイプが部下としては一番厄介で、言い方はキツくてもやる気があってハッキリとした指示や命令がある方がまだ分かりやすくて、部下として何をすべきか理解しやすいです。

新しいスタッフが入っても自分から挨拶もなく、指示も命令も無いとこちらとしては何をして良いのかも分からず、責任の所存も何も有耶無耶なまま仕事が進んで行くので不安しかありません。

それでもし何かミスがあった場合、部下に責任を擦りつける様な事が無ければ良いのですが、今後の記事でも書いていきますが、この上司達は普通に擦りつけもされていたので、本当にタチの悪さを感じました。

部下は上司を選べ無いとは言いますが、会社自体を選ぶ事は可能です。

こんな上司がもし職場にいた場合、こちらに危険が及ぶ前に逃げ出す事もブラックパート化しない為には大事な事だと思うのです。

汚いデスクで仕事など出来ない!

そしてやはり思った通り、自分のデスク周りさえ満足に掃除ができない人は仕事も出来ないと私はこの会社で再認識しました。

5S活動を徹底とまでの強い気持ちまで行かなくても、当たり前の掃除が当たり前に出来ていない人が、人の上に立って仕事をキチンと仕切れるはずがありません。

本人にもその気が無いし、会社側もそれを正そうと教育もしない…そんな会社と上司が本気で業績アップに取り組んだり、社員が働きやすい環境を作ろうとしてくれているのか、いささか疑問です。

就職や転職をお考えの方で、面接や社内見学をされた時に、オフィスの清潔感と言う視点から会社を観察する事はとても重要な事だと私は思います。

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