誰も使わないトレーニング室

パート社員として入社した会社は、かなりの理不尽感が漂う会社でした。

理不尽と言うよりは、自由な社風を対外的には見せつけているのに、実際は制約ばかりで息苦しく、給料面でも一円でも会社側が得をするように色んな策がめぐらされている、そんな会社だとも言えます。

一番私が納得出来なかったのは、以前の記事でも書きましたが、社員が会議中にパート社員はレクリェーションとしてお菓子作りをさせられ、その分の時給は出ない事でした。

普通の会社なら組合活動もあり、会社の不当な要求には組合として異議申し立て出来そうなものですが、この会社は経営陣はすべて社長一族で、社員も面倒ごとに巻きこまれるよりは、社長のイエスマンでいるほうが良いと言うタイプの方ばかりのようで、組合がきちんと機能しているのかすら怪しい感じでした。

そしてそのしわ寄せがすべてパート社員に寄せられている感じがしました。

面接時に、何度も辞退しいたと申し出ましたが受け入れてもらえ無かったのは、こんな調子ではパート社員が長続きする訳が無く、すぐ辞めてしまい人手不足なので是が非でも入社させ、こき使う為だったのでしょう。

しかし入社してしまったからにはとりあえずは頑張るしかほかありません。

幸い本来の仕事内容は私の得意分野だったので、そちらの方は頑張れそうでした。

ある日、仕事の合間の息抜きに、社員の皆さんが隠語で「節税ルーム」と呼ぶトレーニング室を使わせてもらおうと思いました。

一応節税目的で購入された物だとしても、会社の福利厚生の為に置かれているのでしょうから、パート社員である私も使う権利はあるはずです。

しかし、どうやらトレーニング室は誰もが自由に使える訳ではなく、使う前に副社長にお断りを入れないといけないと聞きました…また何やら不穏な雰囲気です…。

うざい会社のルール…トレーニング室使用料は自腹

副社長(社長の奥さん)にトレーニング室の使用希望を伝えると、おもむろにどこからか募金箱の様なものを出して来られました。

その箱には

トレーニング室利用料

と書かれ、その下に

社員 100円

パート 300円

一般 500円

と書かれてありました…。

誰もトレーニング室を利用していない事から、何となく料金がいるのではないかと言うことは予想出来てははいました。

しかし、利用料の「一般」の文字に私は驚きを隠せませんでした。

節税のために購入したトレーニングマシンで一般向けの商売もしてるの!?

私はこの会社のこのうざいルールと、たとえ小銭でもかき集めると言う貪欲さに、呆れを通り越して逆に敬意すら表したくなるほどでした。

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