



仕事への価値観は、それまでの社会経験や過去に仕事とどう向き合って来たのかで、人それぞれ考え方に相違があって当たり前です。
しかし、世間は専業主婦のそんな価値観などお構い無しに「なぜ働かないの?」と圧力をかけて来ることが多いです。
この記事では「なぜ働かないの?」と圧力をかけられていた頃の私の実際の体験をもとに、働け働けと言われても専業主婦でいたい、私の言い訳を語っています。
目次
なぜ働かないの?専業主婦の本音と言い訳
はじめに…
私は現在専業主婦です。
主人が転勤族だった事もあり、結婚ししばらくは完全に専業主婦としてすごしました。
転勤が落ち着き、子供が幼稚園に入園して手が離れたタイミングでパートに出ていた時期もありましたが、現在はそのパートも辞め、また完全専業主婦として生活しています。
まわりの人からは「働けるのになぜ働かないの?」「働けるうちに働かないと勿体ないよ?」などと言われる事が多々あります。
短時間のパートで例えお金にはならなくても、働けば何らかの形で社会の役にはたてるでしょうし、毎日家ですごすよりも少しでも外に出るほうが気分転換にはなるでしょう。
しかしどんなに「なぜ働かないの?」と言われても、私は今後も専業主婦として生きるつもりです。
その理由をこの記事では語りたいと思います。
専業主婦が働かない理由と本音
世間一般の専業主婦の方が、なぜ働かないで専業主婦でいるのか、大きな理由は三つ存在するそうです。
一つ目は、お金に困ってないので働く必要がない。
二つ目は、旦那さんが働かせてくれない。
三つ目は、子供を自分の手で育てたい。
ママスタセレクト様より抜粋
との事。
確かにこの三つの理由は理由として優秀で、専業主婦が働かない言い訳として通用しそうです。
私自身も結婚し子供が幼稚園に入るまでは、「なぜ働かないの?」と言われるとこの三つの理由を上げて説明してました。
しかし、子供が大きくなるにつれ、まず三つ目の「子供を自分の手で育てたい」と言う理由は通用しなくなってきました。
幼稚園レベルならまだ子供に手がかかるので理由になりますが、小学校の三年生にもなってくると、逆に子供の自立の為にも働いた方がいいと言われる始末です。
二つ目の「旦那さんが働かせてくれない」と言う理由も、結婚生活が長くなってくると、「いつまで旦那さんの言いなりで生活してるの?」と言われてしまい、「もっと自分で自立した方がよい」と説得されてしまいます。
そして、段々と増えて来る子供の教育費の事を思うと、一つ目の理由「お金に困ってない」も、「本当に?後で困らない?」などと言われてしまい、どれもこれも言い訳として成り立たなくなってくるのです。
私自身も時間が経つにつれて言い訳が通用しなくなり、周りからの働け圧力に屈して一時期パートに出ていましたが、そのパートを辞めてまた専業主婦に戻った事により、より本音に近い働きたくない言い訳が浮かび上がって来ました。
今現在、40代半ばの専業主婦として、働きたくない私の本音は、
①パート先がブラックだった場合体力が持たない
②興味の無い勉強をもうしたくない
③子供を放置子にしたくないし、放置子を家に入れたくない
と言う三つの理由です。
専業主婦に向けられる働け圧力
産後二か月での仕事復帰の賛否
働きたくない本音に関して説明する前に、私がパートに出る前に周りからかけられた働け圧力に関して少しまとめておきます。
私はご近所様や友達など、色んな人から働け圧力をかけられてきましたが、一番圧が強かったのは義母です。
義母は、自分自身が当時正社員として働いていた職場に、産後二ヶ月で仕事復帰した経験があるそうです。
当時は祖父母が赤ちゃんの面倒を見る事がどこの家庭でも当たり前で、働くお母さんは子供が一歳になるまでは祖父母に赤ちゃんを預け、面倒を見てもらえたので早くからの職場復帰が可能だったとか…。
その当時の話が義母にとっては大変な武勇伝であるようで、私への働け圧力と共に、自分は当時こんなに大変だったととても自慢げに話されます。
産後二ヶ月での仕事復帰…確かにそれは大変だったと思いますし、私にはマネが出来ません。
しかし、出産から幼稚園入園までワンオペ状態で息子とほぼ2人っきりで過ごした経験から言わせていただくと、子供の成長段階で躓きやすい時期…卒乳・離乳食・食育・トイトレ・母子分離などを育児経験が豊富な祖父母や、保育園先生のサポートをしっかり受けられると言う、かなり大きなメリットもあったはずです。
産後早くから働いていた義母から見ると、私のような専業主婦は働きもせずのんびりして見えるかもしれません。
ただ、育児に日常的なサポートが得られず、毎日が手探り状態だった当時を思い出すと、傍目から見ただけでのんびりしていると決めつけられるのは非常に心外に思いました。
専業主婦で一人っ子はなぜ?と思われる風潮
そもそもなぜ私は、義母をはじめまわりの色んな人からこんなにも働け働けと言われてしまうのでしょうか。
このブログ内の別記事でも何度も書いているのですが、私は結婚後専業主婦になった瞬間から今現在に渡るまで、とにかく色んな人から「なぜ働かないの?」と言われ続けて来ました。
なぜそんなに働け圧力が多いのか、それはやはり子供を一人しか産んでいないからなのかもしれません。
うちは子供は一人っ子で今後も子供の予定はありません。
なぜ一人っ子計画にしたのかと言いますと、妊娠出産時に切迫を経験し、長期の入院を強いられた経験があるからです。
入院生活は14wから36wにもわたり(妊娠4ヶ月から10ヶ月までの半年間)病院から一歩も外へ出れず、そのうち3ヶ月間はほぼ寝たきり状態で筋力は落ち、歩く事もままならず退院後もリハビリが必要でした。
おかげさまで出産は無事に済みましたが、その時の入院生活が自分にも家族にもあまりにも大変だった思い出となり、産後も赤ちゃんのお世話をしながらリハビリもしないといけなかったりで、二重の大変さでした。
産後一年は足元がおぼつかない様な状態が続き、赤ちゃんを抱えながらの通院も必要でした。
あてに出来る祖父母も近場に住んでおらず、主人も激務だったので初めての育児は本当に大変だったと言う記憶しかありません。
その時の大変だったと言う思い出から、主人も私も子供は一人でいいと言う意見で合意し、子供は一人という家族計画になりました。
お母さんが専業主婦で子供は一人っ子と言うご家庭は私の周りではとても少ないです。
一人っ子ママさんは大抵仕事に生きてらっしゃる方が多く、皆さんガッツリ働かれていています。
私のように、専業主婦なのに子どもは一人なのは、やはり周りから見ると「なぜ?」となってしまうようで、義母も同じ気持ちのようです。(義母は家族計画の事は理解していますが、二人目産まないのなら猶更働くべきと言う考え方のようです。)
子供が一人しかいないのに働かないなんて、ただ楽をしたいだけなのでは無いのか?と思われてしまうかもしれませんが、子供と常に一対一で向き合わなければならない事が本人としてはとても大変だったりします。
それより何よりも、周りに⬆️のような愚痴をこぼすと、それが嫌なら子供を預けて働けば良いと言われてしまい、まともに気持ちをわかってもらえる事が少ないのが辛かったりします。
私が専業主婦でいたい3つの本音
本音① パート先がブラックだった場合体力が持たない
それではここから私が「なぜ働かないの?」と言われながらも専業主婦でいたい本音の理由を説明します。
上にも少し書きましたが、私は子供が幼稚園に入った時に一時期パート社員として働きに出ていました。
しかしそのパート先が所謂ブラック企業と言うやつでした。
勿論ブラックだとは知らずに入社したのですが、私はその会社と関わった数年間、身も心もボロボロ状態になってしまい、その記憶がトラウマとなって働く事に消極的になっているのです。
ブラックな会社だろうが、頑張る気持ちがあればなんとかやっていける、40代の主婦は採用されただけでも御の字と考えて勤めなければ、辞めたら次は無い…とおっしゃる方もまわりにいます。
そう言った意見はある意味正論だし、この世の中企業側も多少ブラックな面が無いと会社としてやって行けないと言う切実な事情があるのも事実でしょう。
しかし、それが20代の頃の話だったら分かりますが、今は40代の半ばです。
体力は年々落ち、気力も以前とは比べ物にならないくらい落ちています。
独身ならともかく、家族をサポートしなくてはならないし家事も私の仕事です。
加えて、うちの主人の仕事は激務です。
遠距離通勤をしているので朝6時に出て、夜10時に帰宅するのが普段の生活です。
しかも職場は不便な場所にあって、近くにコンビニも食堂も無いので毎日お弁当必須です。
私は朝5時半起きでお弁当を作っています。
当然主人は自宅でゆっくり朝食を取る時間も無いので、会社に着いてから食べる朝用のお弁当も必要です。
帰宅は早くて10時、遅い日は11時を過ぎます。
主人は一切家事にはノータッチな人間なので(仕事も忙しいので家事の事は私もキツくは言えません)、晩ご飯は用意だけして私は先に寝ると言うやり方では、朝起きたらキッチンがめちゃくちゃで朝からキッチンの片付けからしないといけません。
次の朝の家事をスムーズにする為にも、必ず主人が帰るまで待って晩ご飯を食べさせて、後片付けをしてから寝ます。
なので、遅い日は私が寝る時間は12時を過ぎます。
そしてまた朝5時半からお弁当作りです。
私がパートに出ていた頃は、このお弁当作りと晩ご飯の後片付けがかなりのストレスで、毎日毎日イライラしながらやっていました。
しかしお弁当が無いと主人も困るし、しょうがなかったのです。
こんな風に家族のサポートをしながら、ブラックな会社に振り回されて気力も体力も会社に奉仕せざるを得ない状態を長く続けるのは、もう若くない体には堪えます。
パートだろうがブラックな会社だろうが、働くと言う事は甘えの許されないシビアな世界に身を置くと言う事です。
体力的な問題があってそのシビアさに対応出来ないのであれば、私は簡単に働くべきでは無いと自身の経験から感じました。
家事育児をしたり主人のサポートをしながらそのシビアさに対応出来ないと感じた私は、やはり専業主婦としての道を選ぶ方が賢明に思えたのです。
本音② 興味の無い勉強をもうしたくない
体力的な問題の次は頭の問題です。
恥ずかしながら私は40代半ばに入り、記憶力もやや落ちかけていて
「もう新しい事を勉強したくない…。」
と思ってしまっています。
これが興味のある事ならいくらでも勉強出来るのですが、興味がそれほど持てない事を新しく勉強する事が苦痛に感じてしまうのです。
勿論勉強などしなくても就職する事は出来るでしょうが、前回働いたパート先がブラックだったことにより、周りからは
「専業主婦でいる間に資格の勉強をして、取れる資格を根こそぎ取ったらホワイトな会社を見つけやすくなるんじゃない?」
などと言われ、私自身もそう思います。
でも私はもう
「勉強したくない」
んです…。
まず実際問題、資格の勉強するにはテキストや問題集などを買いそろえる必要があります。
もし実技の必要な試験なら専門学校に行く必要もありますし、専門学校に行くにもお金がかかります。
そんなにお金をかけてまで勉強をしても、もう自分の頭が付いていくとは思えませんし、気力も付いていくかどうか微妙です。
それならそのお金を子供の教育資金に少しでも残しておいた方が良いと思うくらいです。
専業主婦だから日中時間があるように思われて、お金をかけなくても資格の勉強くらい出来ると思われてしまいがちですが、日中のんびりして暇そうに見えても、朝夕の家事をこなす為の気分転換だったり、体力の回復温存だったりするのです。
当然40代の主婦の方でも、意識が高い系の方なら専業主婦をしながら勉強も頑張って資格を取り、子供の手が離れたら即バリバリ働けるように準備を整えられている方も多いと思います。
しかし残念ながら私はそんな器は持ち合わせておりません。
無理をしても器に入りきれない水はこぼれてしまうもの…。
今専業主婦として節約を頑張り、気分転換に興味のある事を勉強しつつそれを記事にしてこうやってブログで発表する…それが私の器であり自分でいられる毎日なのです。
本音③ 子供を放置子にしたくないし、放置子を家に入れたくない
まわりからの働け圧力もあり、私は子供が年少になる年に保育園への申し込みをしました。
正直圧力に屈して申し込んだのであって、本気でバリバリ働こうと言う気持ちは薄く渋々と言う感じは否めませんでした。
ただ、もし受かったのなら当然パートでは無く正社員での仕事を探して頑張るつもりでした。
しかし保育園は落選しました。
保育園に入れなかった事により、子供は一年の自宅保育の後に二年保育の公立幼稚園に入園させました。
結果的にうちの子には二年保育の幼稚園が合っていたようで、この幼稚園に入園させて本当に良かったと思っています。
この二年保育の公立幼稚園に入園後、私はパートに出始めたのですが、何度も書くようにそのパート先は所謂ブラック会社で、私は会社と家庭と幼稚園の狭間で非常に苦しい思いをする事になるのですが、その話は別の記事で書いていますので是非お読みください。
ここでは、子供を保育園に入れなかった事の利点のみを書こうと思います。
私は、子供を保育園ではなく幼稚園に入れた事の一番の利点は、
子供が必要以上に大人慣れしない子に育った事
だと思っています。
二年保育の公立幼稚園は、子供を保育してもらう場では無く、完全に小学校への入学の為の準備勉強の期間と言う位置付けでした。
先生方もお母さん替わりと言う存在では無く、学校の先生の替わりと言うイメージでした。
ちなみに私は幼い頃は保育園で育ちましたが、自分の両親とあまり一緒に過ごせないストレスをどうしても保育園の先生に向けてしまい、先生の目を他の友達ではなく自分に向けて欲しいと言う気持ちから、先生に媚びる様な態度を取っていた記憶があります。
公立幼稚園は預かってもらえる時間も短く、親と過ごす時間もたっぷりある事も関係したのか、うちの子供はそう言った大人に媚びるような態度を取らない子に育ちました。
今現在子供は小学校三年生ですが、いまだに家族以外の大人と対等な立場で喋る事が不得意です。
それは逆にデメリットの様に思えますが、私はそれをメリットと捉えています。
なぜなら、大人に媚びる事を覚えた子供は、よそのお家に遊びに行った時にその媚びスキルを発揮して、よそのお家に居座ると言う技を繰り出してしまうのです。
子供が小学生になった頃から、学校の友達が良く遊びに来るようになりましたが、約束をしていないのに毎日会遊びに来たり、遅くなっても帰ろうとしなかったり、よその家なのに好き勝手に振舞っておやつやゲームを要求してくるのは、そう言った大人に媚びる事を覚えているお子さんばかりです。
大抵そう言うお子さんは、家に誰もいないから寂しい、少しでもいいので家に入れて欲しい、どこにも行く場所が無いなどと巧みにこちらに訴えて同情心を誘って来ます。
ここで同情してしまうと、後はまるで他人の家を自分の家とでも思っているのかと言うくらい好き勝手します。
逆に大人と喋る事が苦手なお子さんは、遊びに来ても大人しいし時間が来たらすぐ帰られます。
家の中に入る事も躊躇われる事もありますし、お菓子を出したら次回遊びに来られるときはしっかり親御さんがお返しのお菓子を持たせて遊びに来られます。
保育園出身だから、幼稚園出身だからと区別する気持ちはありませんが、事実としてやはり大きな違いがあるのは否めませんし、私は自分の子供が大人慣れせずに人のお家に迷惑をかける子に育たず良かったと思っています。
ちなみに、子供を鍵っ子にしてしまうと、やはり知らないうちによそのお子さんが自宅で遊んでいたと言う事も普通にあるそうです。
大人慣れしたお子さんを家に入れない為には、やはり親が家にいて目を光らせておく事が大事なので、そういう面でも今はまだ働いて家を空ける事は私は考えられません。
専業主婦の仕事への焦りと不安
そんな私ですが、やはり保育園に落ちた時は少し子供に対する不安や焦りを感じていました。
早く仕事復帰されてお子さんを早めに保育園に入れる事が出来たママ友さんのお子さんと、まだ家で遊んでいるうちの子との教育格差のような物が生まれないかと思った事です。
幼児期の早いうちに集団で生活させた方が、子供の教育にも良い事が多く早めの自立に繋がるのではないか…それに比べていつまでも親に甘えているうちの子は、いつまでたっても自立心が芽生えないのでは無いか…と当時は真剣に悩みました。
しかしそんな不安感は、子供が小学生になった今では完全な思い過ごしだったことがわかりました。
幼児期には確かに親に甘える事が多かったウチの息子も、今では自分から宿題をし、お手伝いをし、友達も自ら作って学校で楽しい時間を過ごして、先生からも自立心が高いと褒められているくらいです。
逆に早くから保育園に預けて働いてらっしゃったママ友さんのお子さんは、学校ではしっかりしていても家ではダラダラしてしまったり(公私の切り替えが小さい頃から身についてしまっているのでしょうか…)なかなか家でのスイッチが入らず困っているお母さんが多いように思えます。
このように、早く子供を保育園に入れて早期教育させなければ…その為に仕事を見つけて働かなければ…と言う焦りは私の経験では全くの無用であり、逆に早くに保育園に入れてしまうと早くから公私の切り替えを覚えてしまって、子供が家でダラダラしてしまう…そんな可能性もありますので、どうしても働かなければならない場合以外は、焦る必要も子供の教育に不安を感じる必要もありません。
子供にもお母さんにも大事な幼児期に、一緒に過ごす事こそが本当に子供の精神を成長させて安定させるための教育になっているだと、私は自らの経験から思います。
パートに出る事は子供がもっと大きくなってからでも出来ますが、幼児期の大事な時間は子供にとってほんの数年でもう帰ってくることはありません。
周りからの圧力を感じて働く事に焦りや不安を感じてらっしゃる専業主婦の方には、そんな大事な時間を無駄にする事の無い選択をされる事を強くお勧めいたします。
私が専業主婦になって思った事
なぜ働かないの?と言われながらも専業主婦として過ごすうちに、私にはある一つの結論が芽生えました。
それは、
私が専業主婦でいるほうが、夫婦関係・家族関係が上手く。
という事です。
一時期私がパートに出ていた時期は、家の中はひっちゃかめっちゃか。
家事も満足に出来ず、家族関係も険悪な雰囲気が漂っていました。
ストレスから夫婦間での言い争いも多くなり、子供にも悪影響を与えていました。
しかし仕事を辞め、専業主婦に戻ったら、そんな険悪なムードも無くなり、主人は仕事、子供は勉強、私は家事に専念出来るようになって家族関係も良くなりました。
もし今後、私が働いた方が家族関係が上手く行く時期が来たなら、私はまた働くつもりでいます。
そのタイミングが来るまでは、家族の為にも私は専業主婦でいるつもりなのです。
専業主婦が働き出すタイミングは?
最後に、専業主婦が再度社会へ出るタイミングについて考えてみました。
ずっと専業主婦として家族のサポートだけをしていたい…そう思っていても子供の進学やいざと言う時の医療費など、どうしてもお金が必要になるタイミングの為に貯金をしておきたいと思う方も多いと思います。
私はもし自分の中でどうしても外に出て働きたい!という強い気持ちが芽生えないなら、無理をしてまで外で働く必要は無いと思っています。
なぜなら、貯金は節約を工夫すればする事が可能だからです。
⬆️こちらのサイト様も、お子さんの習い事費を節約したり、帰省回数を減らしたりと節約を頑張り、マイホームを購入出来るほどの貯金に成功されています。
こう言ったブログを拝見させて頂くと、私も頑張らないとと刺激されますし、節約の参考にもなり本当に勉強になります。
もちろん働く事が社会貢献に繋がると言う意見もあるかと思いますが、家事や育児も立派な仕事であり、子供を育て上げる事こそ社会への大事な貢献でもあります。
(うちは子供が一人なのでその辺りが世間の風当たりが強い部分でもあるのですが…。)
また、保育園や学童などの枠も地域によっては空きが少ない場合もあります。
医療従事者の方や先生など、子供を預けるサービスが本当に必要な方に行きわたらせる為にも、そう言ったサービスの利用を避ける事が間接的な社会貢献になるとも言えると思います。
上にも書きましたが、ご主人が働いておられ、一般的なお給料をもらっておいでならば、お金の事は節約で十分対策は出来ると思います。
うちも主人は高給取りではありませんが、今専業主婦としてなんとかなっています。
ただ、高い化粧品や頻繁な美容院などはあきらめる事になると思いますが、それさえ大丈夫なら節約に励めば毎月貯金をする事も出来ますし、私自身も何とかなっています。
小さい頃や低学年では働いたとしても結局保育園代や学童代でパート代は飛んで行きます。
高学年になって一人で留守番も出来、身の回りの事もしっかり自分で出来るようになってでないと、急な残業にも対応出来ません。
先にも書きましたが、会社に就職する以上、パート社員でも会社の都合で残業などイレギュラーな動きをさせられる事が一切無いとは言えません。
そう言った事に柔軟に対応できる時間的余裕と、自分の気持ちの整理がキチンとつく時期が、子供が高学年になる頃なのだと私は考えています。
また、最近ではフルリモート在宅ワークと言う働き方も存在し、専業主婦をしながらでも在宅で仕事をする事も可能な時代になりました。
↑こちらの記事の最後で、在宅で出来る仕事に関して少し記載しています。
外に出て働くには抵抗がある、でも少しでも子供の学費を稼ぎたいと言う方に在宅ワークはおすすめですので、良ければ参考にしてみて下さい。