逃げハラ(逃げハラスメント)とは、上司が責任やミスから逃げて部下に擦りつけ、自分は知らん顔…と言う職場のハラスメントの一つです。

入力を頼まれた見積書に不備を見つけて上司に報告するも、やる気も無く、責任感も無い逃げハラ上司には「適当にやっといて。」で済まされ、話もちゃんと聞いていません。

そしてその見積もりの不備が上の人に発覚したら、トカゲのしっぽを切るかのようにパートに責任を擦り付けます。

そんな会社にはもう行きたくない…私の中にそんな気持ちが芽生えていました。

どんな会社だったのかまとめ

本題の前に、この理不尽な会社がどんな会社だったのかのまとめを簡単に書いておきます。

求人票に書かれていた事は嘘だらけ

定時9時~15時・残業、休日出勤無しのパート社員と言う事でしたが、定時に帰れたことは一度も無く、時には休日出勤も普通にありました。

パートで扶養範囲内の働き方での採用だったはずが、仕事内容は正社員と同じかそれ以上の働きを求められました。

ミスとロスの区別も無くすぐに始末書

仕事中になにかミスを出したら即始末書を書かされました。

これはミスではなくロスだ!と思うような仕方のない事案でも、この会社ではミスとして扱われ、始末書が待ち受けているのでした。

正社員達は皆忙しいアピール

残業を長時間した社員が評価されると言う前時代的な社風の為、正社員さん達は日中にあまり仕事をせず、上司や社長の前では忙しいアピールをしていました。

午後五時から本格的に仕事をし始めるので、建前上は定時が15時のパートもその正社員達に巻き込まれるかのように残業をせざるを得ない事もありました。

そんな会社の上司の逃げハラスメント

適当にやっといて→ミスが出たらパートのせい

このブログでは、これまで色々とこの会社の理不尽な点を書いて来ましたが、会社のルール的な事はどれだけ理不尽でも我慢しようと思えば出来なくもありませんでした。

会社の経営陣は事あるごとに、「社員はみんな立場は一緒。」などと繰り返し言っていましたが、会社のルールは正社員もパートも皆同じように守らなければいけなかったので、しょうがないと言う思いで言われるがままに従っていましたし、その方が逆に楽でした。

しかし、実際の仕事の事になると、当時私はかなり頑張って仕事に精神を傾けていたので、理不尽な事を言われると非常に腹が立ちました。

特に腹が立ったエピソードが、上の漫画にも書いたエピソードです。

上司に頼まれた見積書に、この会社で未経験な仕事内容の部分があったので、それを上司に報告して確認してもらおうと思ったのですが、

「それくらい、あなたが調べて適当にやっといて下さい。」

と簡単に言われたのです。

私はこの会社の前の会社で、今回の件と似たような見積もりをした経験がありました。

似たような見積もりでも、それぞれの会社のやり方によって手順や材料も違い、金額も違ってくるのが当たりで、前の会社のやり方をそのまま当てはめて見積もりをする訳には行きません。

やはりここは上司にきちんと確認をしてもらって、分からない部分は上司の責任でやってもらうのが、今まで働いてきた会社では普通のやり方でした。

しかし、この会社の上司は一切確認するそぶりも責任を持つような雰囲気も無く、適当にやっておけと言われた私はしょうがなく自分の知る範囲での見積もりをして、それを先方に提出するしかありませんでした。

当然私も何度も上司にそれらの確認をお願いしましたし、一介のパート社員が見積もりをして、それを確認もせずに先方に出すなんて事どんなに頼りない上司でもあり得ない…きっと最終的にには確認をして直すべき箇所は直しておいてくれているはず…と言う希望的な楽観視もありました。

しかし、この会社の上司を楽観視する事は自分自身の破滅を招きました。

結局その見積もりは何の確認もせずに先方に渡り、やっぱり例の箇所は間違っていて社内で大問題になってしまうのですが、上司は責任のすべてをパート社員である私にぶつけて、涼しい顔をしていたのです。

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上司のフォローに疲れる仕事

上のような出来事は、この会社では最早日常茶飯事でした。

見積もりの事だけでなく、書類の確認や発注に関する事も、未経験の部分や分からない所を上司に聞きに行っても、結局上司も分かっておらず、調べたりするのが面倒なのでパート社員に「適当にやっといてと」となるのです。

適当にやったらやったでそれが何の問題もなく進んで行くのなら良いのですが、当たり前ですが大抵そういう場合はミスが出やすくなります。

そしてミスが出たら出たでそれはパートのやった事となるのです。

パート社員は上司の無能な部分をフォローし続け、それでミスが出たらパートの責任とされる…そんな事が何度も繰り返されると流石に疲れて、まともに働こうという気力さえ無くなってしまいます。

私はこの会社のそんな面が嫌で嫌でしょうがなく、この頃から会社に行きたくない…と思うようになりました。

毎朝起きると上司の顔が思い浮かび、もう何もかも嫌…でも休むわけにはいかない…そんな状態でした。

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なぜこんな上司ばかりなのか

上司がスキルやキャリアを持っていない

この会社の上司はなぜこんなに無責任なのか…それは単に上司自身にスキルやキャリアがあまり無く、仕事と能力が追い付いていないのでパート社員に適切な指示が出来ないからです。

なぜこんな人材が上司に?と思うのですが、会社自体の理不尽さから正社員もすぐに辞めてしまうような会社なので、単純にスキルやキャリアが十分な人材が寄り付かず、入ってもすぐ辞めたりで、残った人材がこの上司のような人材だったと言うだけなのです。

これがブラックが芯まで浸透している会社の真の恐ろしさであり、こう言った人材が上司の座にいる…それによって色々と悪循環が起きて働きにくい環境が作られても、誰もどうすることも出来ずにただただ漂い続ける泥船に身を任せるしかない、そんな感覚になってくるのです。

会社も辞められたく無いのでよしとしている

会社側も、上司の無能に薄々は気付いていますが、厳しい対応をして辞められてしまうとまた人手不足に陥るので、何も言えずにいるのです。

そしてそのしわ寄せはすべてパート社員に来て、ますますパート社員は上司のフォローに疲れさせられます。

私だけでなく、過去におられたパートさんも同じような理由で疲れ、そして辞めて行かれました。

正社員よりもパート社員を入れ替えるほうが会社側の採用も簡単でしょうし、パート社員は使い捨てのような物なので、使えるだけ使ってしまえ!という考え方もあるのかもしれません。

会社に行きたくなくなったら…

まず会社内に相談できる人がいないか

上にも書きましたが、上司のフォローに疲れこの頃の私は会社に行きたくない…と思うようになりました。

しかし、その事を社内で相談できるような存在は誰もいませんでした。

同じような立場の同僚パートさんはおられましたが、同僚パートさん達も同じように仕事を押し付けられていつも忙しく、定時内で私の話を真剣に聞いてもらえるような雰囲気ではありませんでした。

他にきちんと話を聞いて状況の改善をしてもらえそうな上司も当然おらず、他の部署の方も我関せずのごとく自分には関係ないと言う雰囲気を出しておられ無理でした。

過去に私は別の会社で仕事に悩み、辞表を提出する直前の状態にまでなりましたが、その会社では上司や同僚、後輩までもがどんな話でも聞いてくれて、問題があれば一緒に解決しようと言う雰囲気があり、私の悩みも聞いてもらえて問題を根本的に解決してもらえた経験があります。

その出来事から結局辞表を出す事は思いとどまり、結婚退職するまでその会社で働きました。

やはり会社に行きたくない…会社を辞めたいと思った時に、ちゃんと話を聞いてくれる存在が会社内にいるかどうかは、その後この会社に留まるべきなのかの大きな判断材料になると思います。

もしその会社をやめて次の会社へ就職出来ても、また同じような理不尽な会社だったりして、結局どこへ行っても自分の気の持ちようで同じ事になってしまう可能性も高いのです。

辛い胸の内を相談できるような貴重な存在がいるのなら、その存在だけでその会社に残る価値があるのだと私は思います。

相談できる人もいないなら…辞める検討を!

もし相談できるような存在がいないのならば、自分自身が強く退職を望むのならその会社は辞めるべき会社だと思います。

なぜなら、この会社にはそう言った悩みを聞けるほどの余力のある人や、人格のある人すら寄り付かないような会社である可能性が高いからです。

ひょっとしたら過去にそんな人材の方もおられたのかもしれませんが、会社の理不尽に愛想を尽かせていなくなってしまったのかもしれません。

今残っている人材は愛想をつかしながらも次に行ける当ても無いような人材ばかりで、そんな人材ばかりの会社で真面目に仕事をしていたら、損ばかりさせられている感覚に陥ってくるでしょう。

そんな会社はこちらから見限り、自分自身を助けてあげなくてはならないのです。

もし辞めたいと言い出せないなら…

会社を見限り、もう行きたくない、もう辞めたいと思っても中々言い出せなかったり、中々辞めさせて貰えなかったりと言う事も、こう言った理不尽な会社ではよくある事です。

会社側も人に辞められ慣れているので、辞められない為に精神論を語ったり、君しかいないなどとおだてたりしてあの手この手で引き止めようとします。

本音ではパートなど使い捨てと思っているのですが、地元で会社の理不尽が悪評として知れ渡ってしまっているので、次の人が中々入って来ずとりあえず今の人材を手放したくないのです。

どうしても会社側に退職の意向を言い出せない場合は、信頼のおける第三者(配偶者や友達など)に代わりに会社側に伝えてもらうのもありです。

会社としては、退職をしたいと言う意向が示されれば、その意向を無視する事は出来ません。

しかし、本人がそれを伝えたくても話を聞いてもらえなかったり、無理矢理引き止められたりで意向を伝えられない場合が多いです。

しかしいきなり仕事をバッくれたりするのは、次の仕事に支障が出る可能性もあるので、第三者の力を借りて辞める事も、一つの手段だと思います。

真面目な人が会社の理不尽さによって辞めたいとまで思うのは、理不尽を当たり前にしている会社側が悪いのであって、会社が不誠実なのです。

そんな不誠実な会社に、こちら側だけが誠実な対応をしなくてはならないと言うような道理も無いでしょうし、第三者に意向を伝えてもらう事はこちら側の精いっぱいの誠実さだと私は思います。

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