パートをすぐ辞めたい…と思っても主婦だと辞めたら次がないかも…。

そう思って、辛いパートを辞める事に二の足を踏んでしまっている主婦の方も多いのではないでしょうか。

パートをすぐ辞めたいが辞めたら本当に次の仕事はないのか…自身の経験も交えこの記事で考察しています。

パートをすぐ辞めたいけど次はないは本当?

パートを辞めたいと思ったらまず冷静になろう!

様々な理由から主婦パートとして働く事に限界を感じ、辞めたいけどいざとなると勇気が出ずに辞めれない…。

本当は今すぐにでも辞めたいけど、今のパートを辞めたら次の仕事はないかもしれないし、辞めたいと言う意向すら会社に言い出しにくい…。

本当に辞めたとしても、今の自分の収入が無くなる事によって生活費や貯金などに不安が生まれるかもしれない…そんな様々な悩みから、辛いのに我慢してパートに出ていらっしゃる主婦の方も多いと思います。

私自身も数年前、全く同じ理由で悩み、心身ともに疲労して日常生活さえままならない状態に陥り、主人や子供にも迷惑をかけてしまった経験があります。

私はこの自身の経験から、同じ悩みを抱えている方に少しでも役立つ情報を届けたいと言う思いからこの記事を書く事を決意しました。

そんな自身の経験から、まず私が最初に言っておきたい事は、

「パートが辛い、すぐ辞めたい!」

と、家族や友達など仕事とは関係ない周りの人に愚痴ってストレス発散する事は、問題の解決には一切なりませんし、話の内容が内容だけに話を聞かされた側も困惑してしまいますのでやめたほうが良いです。

自分の仕事の事は、その会社で一緒に働く人以外には中々理解されない物です。

キチンとその会社の内部事情を知っている人でないと、

「話を聞く限りだと自分の仕事の方が大変なのに、なんだか甘えているように聞こえる」

「大げさに話を盛っているいるのでは無いか」

などと思われて、それでもしつこく何度も同じ話をしてしまうと、下手するとその人に距離を開けられてしまう事も考えられます。

先述していますが、パートや仕事をすぐ辞めたいと言う思いは周りに愚痴って一時的にストレス解消をしても、何も解決する事はありません。

パートや仕事を辞めると言う事は、今まで得ていた収入が経たれると言う非常にナーバスな問題が含まれる、人生においてのターニングポイントとも言える重要な事案です。

そう言った重要な分かれ道だからこそ、冷静に自分自身の置かれた状況を分析し、沢山ある選択肢の中から自分に一番最適な道を選ぶことが後悔のない一番の解決方法となるはずです。

まず自分自身の状況を冷静に顧みよう

パートに出始めた時の状況を顧みる

パートをすぐ辞めたいと思った時、まず重要なのは先述していますが、自分が今置かれている状況を冷静に判断し、顧みる事です。

まず最初に、辞めたいと思っているパートを探した時の状態を思い出して下さい。

その時、貴方はなぜその会社に入社したいと思ったのでしょうか。

スキルが活かされる仕事と感じた、家事育児に理解のある会社だった、時給などの条件が良かったなど、理由は色々あるかと思いますが、重要なのはその時に働きたい一心で働く体制が整ってないのに無理をしてパートに出てしまったのではないかと言う事です。

お子さんがまだ小さく手がかかる時期だったのに、保育園に預けられず幼稚園に預けてパートに出てしまってはいないでしょうか?

また、ご主人の仕事が遠方だったり、激務だったりとサポートが必要な状況では無かったでしょうか?

ご主人も忙しく、祖父母は遠方に住んでいるなど、自分の育児と家事をサポートしてもらえる環境が整っておらず、ワンオペ状態では無かったでしょうか?

それらの問題が存在していたにも関わらず、周りのママ友さんが働き出して焦ったとか、義両親に早く働けと言われたとか、自分の意志とは関係なく周りに流されてパートに出始めたのではないでしょうか?

実は私もそんな風に周りに流されてパートに出始めて、後悔をしてしまった人間です。(そちらに関しては後述致します。)

多くの方がパートを辞めたいと思う理由は、

子どもの事情

家族の事情

配偶者の事情

タウンワークマガジン様より抜粋

となっており、家族の事情でパートを辞める方はとても多いのです。

これらの家族の事情と自分のサポートの問題がクリアになっていないのに、勢いでパートを始めたのなら、パートとして働き出す準備が不足状態だったと言っても過言ではないです。

最初はそのつもりがなくてもいざ社会に出て働き出すと、一パート社員でも正社員とほとんど変わらない働きを求められる事もあり、一度採用されたならこちらがどんなに大変だとしても、会社に従って仕事をする他はないです。

それについていけないと感じたなら、自分が働く事への準備不足や認識不足があったと言う事を正直に上司や同僚に話して、今後どうするべきなのかを決めましょう。

ここで無理をして、いっぱいいっぱいな自分を隠して頑張ってしまうと、後々自分自身を壊してしまう事に繋がりますので、必ず会社側に自分の辛い状況を説明するようにして下さい。

辞めたい場合が体調だという場合も同様に、まず同僚や会社に素直にその話をするべきです。

そこで会社や同僚がしっかり話を聞いてくれて、一緒になって親身に対応を考えてもらえるなら、もう一度その会社で頑張ってみるのもありです。

仕事をする上で一番大切なのは、相談できる上司や同僚がいるのか、相談した時にちゃんと話を聞いてくれて具体的な対策を考えてもらえるのかに尽きます。

それをしてもらえる会社は財産です。

辛い気持ちを理解してもらえて対応を考えてもらえるなら、もう一度パートを辞める事を考え直したほうが、後々後悔がないと思います。

悩みを会社側がちゃんと聞いてもらえない、話をしてもはぐらかされる…と言った会社は辞めても後悔が無い会社です。

それについては後述したいと思います。

どんな会社なのかを冷静に顧みる

パートとして働く事に限界を感じて辞めたいと思ったら、今自分がどういう状況で働いているのかを冷静に顧みる事は重要だと先ほどから書いていますが、次に冷静に顧みたいのは、その会社がどういう会社なのかと言う事です。

ここで重要なのは、その会社が所謂「ブラックな会社」では無いか、と言う事です。

会社の体制がブラックすぎて付いて行けず辞めたい場合は、思い悩む必要も無くすぐに辞めれば良いでしょう。

ブラックの様に感じるが、ホワイトな面もある「ゆるブラック企業」と言われる会社も現代には存在し、見分ける事が困難でもあるのですが、以下に私が実際に体験したブラック企業の特徴を上げておきますので、ご自分の会社と照らし合わせ、その会社がブラックでないか、ブラックパートとして働かされていないかを判断してみて下さい。

もし、その会社はそこまでの理不尽感満載なブラック企業だと感じなかった場合、辞めてしまうと後々後悔する可能性もありますので、冷静に考え直す事も重要です。

ブラック企業の特徴

①求人票が嘘だらけ

パートを探す手段としてまず思い浮かぶ「ハローワーク」ですが、何も予備知識なしでハローワークで仕事探しをした場合、求人票に書いてある嘘を見抜けず、採用後、入社してから求人票と労働条件が違うと気づく場合があります。

パートとは言え、一度入社してしまうと労働が違うと思っても、すでにシフトを組まれてしまって辞めるに辞めれないと言う状態に陥る可能性もあります。

ブランクがあり、社会とのつながりが気薄だった40代~50代の専業主婦の方が、陥りやすいハローワークの罠だったりします。

私の場合、求人票には定時が9時~15時、残業休日出勤無しとしっかり記載されていたにも関わらず、実際には残業も休日出勤もありだったり、初心者でもOK研修ありと書いてあったのに、研修も無くいきなり無理な仕事を一人で任されたりと言った事が実際にありました。

こう言った求人票の嘘は、求職活動中には見抜く事が難しく、入った後に気が付く事が殆どで、どうすることも出来ず泣き寝入りしてしまう事が多いです。

②家族経営・同族経営会社で理不尽がまかり通っている

パートとして入社した会社が、長年家族のみで経営されてきた経営陣の理不尽がまかり通ってしまっている同族経営会社だった!

こう言った同族経営の理不尽も、求職活動中では分からない事も多く、入社してから分かって後悔する…と言う事がほとんどです。

仕事中に急に経営者の私用のお使いを頼まれたり、経営陣の気分で怒られたり仕事を増やされたりと言った事も普通にあり、パート社員はともすればお手伝いさんのような扱いを受ける事もあります。

経営陣すべてが社長一族で固められていると、能力が低い社長の息子が専務などの重役に付いている事もあったり、その息子がまためちゃくちゃやっている、なんてことも多いです。

こう言った会社ではこちらがどんなに頑張っても、正当な評価を得られず昇給や出世も無かったりします。

理不尽に経営一族の思いのままに従業員を扱い、何かあったらすべてを従業員に負わせると言った事も実際あったりするのです。

③仕事が終わっても帰れない雰囲気

自分の仕事は終わっているのに、上司や先輩が忙しそうにしていて何だか帰り辛い雰囲気…。

今までの社会経験で、そんな思いをした事がある人も少なく無いでしょう。

正社員ならそう言った雰囲気に流されて残業をしてしまう事も分かりますが、定時が決められているはずのパート社員までその雰囲気に巻き込まそうとする会社は危ないです。

またパートでも、残業(無論サービスです)をしないと、仕事が回らなかったり、持ち帰りの仕事まで発生してしまう会社も危ないです。

ここからわかる事が、パートと言う時間に区切られた働き方を上司が理解出来ておらず、すべてがなあなあ、個人の裁量に任せると言ういい加減な職場だと言う事で、そんな会社でこちらもきちんとした成長が出来るとは思えません。

④パートに多くを求めすぎるパワハラが横行

少し仕事が出来ると分かると、次から次に仕事を任せられ、パートなのに正社員以上の仕事量を求められてしまう…当然時給は据え置きで…。

元社会経験者で再就職したパート社員が非常によく陥る、ブラック会社の罠です。

育児や介護など理由があってパートと言う働き方を選択したはずなのに、いつの間にか、あれもやれるこれもやれると次々仕事を増やされ、なあなあでパート社員が正社員以上の仕事をさせられる会社も多いです。

40代~50代のパートさんはこれまでの人生経験も豊富で、物分かりも良く会社としては若い人より使い勝手が良いのです。

しかも知識やスキルも持っている人ならばなおさら、会社の都合の良いように使われて、いつの間にか働き損をしている…と言った事もあり得ます。

⑤上司が逃げハラスメントを行う

いくら自分が大好きな職種でやりがいのある仕事でも、上司や同僚との人間関係が最悪な職場は精神的にきついですよね。

40代~50代になると、女性はエストロゲンの低下により、自分自身もイライラしたり、気持ちの制御がきかなくなったりする事もあったりします。

そんなゆらぎ期とも言える40代~50代の専業主婦が、仕事はすべて人任せで、ミスはパートに擦り付け、自分だけはミスから逃れようとするような「逃げハラ上司」の面倒をこれから見なければならないとしたら…。

私はこれまでパート・アルバイト・正社員と様々な働き方で数社での就業経験がありますが、こう言った「逃げハラ上司」ははっきり言ってどの会社にも居ました。

そんな上司との人間関係は当然最悪で、その上司が嫌で嫌で毎晩上司の事を考えると眠れなくなったり、朝仕事に行く前に涙が出たり、時には蕁麻疹まで出た事があります。

⑥苦痛で時代遅れな朝礼がある

会社の朝礼って無駄だと思いませんか?

朝礼に参加する為に朝早く出勤する事を強いられたり、時代遅れな会社理念の暗唱があったり、小学校レベルの一言感想大会があったり…。

私の働いていた会社では、朝礼で社長の書いた自伝の暗唱がありました。

また、次々と暗唱する内容が増えて行き、それを覚える事で帰宅後の貴重な時間を使う事になってしまうのでした。

⑦仕事中に口出しをされたり監視されたりする

こちらのペースで仕事をしたいのに、社長や重役が仕事をたびたび後ろからのぞき込み、自分の思い通りのやり方で仕事をしていなかったら叱責されたり、いつまでも干渉を受けたりする会社は危険です。

しかもその口出しが全然的を得ていない口出しだったり、しつこくいつまでも言われ続けるのは経営陣が現場を理解していない現れでもあるのです。

⑧主婦パートが職場で差別的な扱いを受ける

若い女子社員はちやほやされて仕事量も少ないのに、40代〜50代の主婦パート社員はおばさん扱いされてどんどん仕事を増やされる…そしてそんな差別的な扱いにイライラしてストレスも溜まって行く…。

そんなパワハラがまかり通っている会社は、この令和の時代でも存在しています。

どういった場合でも、パワハラと取られてしまう言動や行為は、その会社のレベルを大きく下げる要因となり、それが業績にも繋がる時代です。

パワハラを堂々と行う会社は、もはや泥船と言っても過言で無いように思います。

⑨やってるアピールをする人が多い

パート社員に仕事を押し付けておきながら、上司の前では正社員はやってるアピールばかり…。

こう言った業務の不公平がいつまでも放置されている、またそう言った不公平行為を平然と行う社員がいる会社では、真面目なパート社員がブラックパート化してしまう事が多いです。

真面目に働けば働くほど、不公平は大きくなり、パートと正社員の人間関係も悪くなって来るのです。

⑩職場が整理整頓されておらず無駄な物ばかり

職場が汚い会社は、最近ではその光景を見ただけでブラック認定されてしまう程の要因です。

片付いていない環境で、まともな効率で仕事が出来るはずも無く、また、正社員が汚したオフィスをパート社員が理不尽に片付けさせられる事もありえて、自分の仕事もあるのに片付けもしなくてはならない、と言う事もあり得るのです。

また、他人と同じオフィスで仕事をしていると、自分のデスク周りは綺麗に保っていても、同僚や上司が片付けの出来ない人だったり、勝手に他人のデスクを汚されたり…と言った事もあって綺麗好きの人にはそれが苦痛だったりもします。

しかも、他人のデスク周りや他人が汚した棚や倉庫などの掃除を強要される事もあり、さらに苦痛が広がります。

何が一番辛いのかを冷静に顧みる

上にあげたように、どんな会社なのかを冷静に顧みて、ひょっとしたらこの会社はブラック会社かもしれない…と思ったら、次はその会社で何が一番辛いのかを思い返してみて下さい。

例えば私なら、多少の理不尽は我慢出来ても、パートに重要な仕事を任せ大きな責任を持たせる会社のやり方がどうにも我慢が出来ませんでした。

勿論社会人なので、パートでも責任感を持って仕事をする事は当たりまえですが、この会社は、

パートにだけ責任の重い仕事を押し付けて正社員や上司はやってるアピールばかりで、何か問題がおきたらすべてパートのせいにして怒鳴り、上司は逃げると言うやり方

だったので、

私は毎日仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになって、日常生活ですらまともに送れないような精神状態に追い込まれたのです。

これが私がパートが辛いと思った一番の理由であり、パートを辞めたいと思った一番の理由です。

パートが辛い、辞めたいと思っているかたは、その一番の理由を思い浮かべてみて下さい。

その理由を、今パートを辞めて収入が無くなると言うデメリットとを天秤にかけてみて下さい。

冷静に天秤にかけた時に、パートを辞める事の方が重くなったらやはりその会社は辞めるべき会社です。

少しでも収入が無くなる事の方が比重が重いと感じたら、辞める事はもう一度考え直してみて下さい。

辞めると言った時の会社の対応ダメな例

何度も熟考を重ね、この会社でパートとしてやっていく事はもう無理だと感じて辞めたいとと思ったら、いよいよ会社側にそれを伝える訳ですが、このタイミングで会社側がどう言う対応をしたのかで、また辞める事を考え直すきっかけにもなります。

以下に、辞めると会社に言った時にされるダメな例を上げておきます。

怒鳴られ精神論を語られる

お前の精神がたるんでいるから、この程度の仕事がこなせず辞めたいと思うんだ!

精神を鍛え直せ!

などと言って怒鳴られるのは、ブラック会社の特徴でありパワハラです。

話を聞いてもらえないのに引き止めはされる

こちらはキチンと辞める理由を説明しようとしているのに、はぐらかされたり、ちゃんと話を聞いてもらえない。

なのに引き止めだけはさせるのは、貴方の事を一切考えていない表れです。

納得のいく説明もせず泣き落とし

君がいなくなったらこの会社は立ち行かなくなる、この会社の為に残ってくれ、などと口先だけで耳障りの良い文句を並べて引き止めるのも、危ないやり方です。

本気で会社が立ち行かなくなると思うのならば、納得のいく理由を示して説得されるはずです。

人材不足に陥る事を避ける為に、口先だけで引き止めるのもブラック会社の特徴でもあるのです。

ブラックな会社は人がすぐに辞めるので、慢性的な人手不足に陥っている事がほとんどです。

なので、辞めたいと会社側に伝えてもあの手この手で引き止め工作をしようとします。

それがきちんと話を聞いてくれて、環境を変える努力をしてくれるのなら良いのですが、大抵の場合はその場だけなんとか凌ごうとするだけです。

こちらも何度も何度も話を聞いてくれと訴えてもはぐらかされ、聞き入れてもらえず、辞めたいのに辞めれないと言った事も、ブラック会社では普通なのです。

どうすればよいのか

パートを辞めたい事の切り出し方

先述した事から、ブラックな会社では何を言っても聞き入れて貰えず、パートを辞めたいと思ってもそれを切り出す事が非常に難しいとお分かりになると思います。

真面目な性格の人ほど、会社が自分に合わないと思っても、同僚の事が気になったり、君しかいないなどと言われて責任感を感じたり…。

切り出すタイミングにベストは無いかと思いますが、あえて言うなら、まず同僚パートさん達には休憩時間にでも、素直に会社が合わないので辞めたいと伝えて置いた方が良いです。

ただ、会社からの精神論や泣き落としの引き止めが怖いのでまだ会社には言えないとはっきり伝えて置いて、仕事のシフトなどをパート内で調節してもらえるように協力してもらい、何かのタイミングで会社に言える時が来たらすぐに言えるようにしておくのがベストだと思います。

辞表を出すタイミング

そしてそのタイミングですが、やはり誰か新しい人が入ったタイミングや、大きな仕事が終わって会社側もホッとして油断している時などが良いでしょう。

また、比較的仕事の状態が落ち着いていて、人手が明らかに足りないと言う状態でない時(会社の事、仕事の事を良く観察していると、意外とそう言うタイミングも見えて来ます。)も良いタイミングだと思います。

パートを辞めたい理由を会社にどう伝えるべきか

パートが辛い…。

毎日毎日家事や育児に追われながらも貴重な時間を捻出し、パートに出たのは良いけれど…。

パート先で理不尽な思いをしたり、人間関係の悪化に巻き込まれたり、次から次へと仕事量を増やされて働き損な思いをさせられたり…。

もう無理こんなパート辞めたい…そう思っても「パートが辛いので辞めたい」と本音で会社側に言うと、ブラックな会社では逆に退職が長引く可能性もあります。

少しでも従業員の環境を良くしようと考えてもらえる会社なら、先述していますが、そう言った話をした時に解決方法を考えてもらえるか、どうしても辞めたいのなら引き止めずにすぐ辞めさせてもらえるはずです。

ブラックな会社は万年人手不足なのに、従業員の事は何も考えていないので、のらりくらり交わされて時間ばかり引き伸ばされてしまうのです。

勿論本音で会社側に啖呵を切って、労働条件の改善を訴えても良いでしょうが、その場だけ取り繕われて結局何も改善しなかったと言う事も普通にあったりします。

本音を語るには体力も気力も必要になります。

しかも相手は会社と言う大組織…。

元々理不尽が染み付いている組織相手に、気力も体力を使って一個人が何かを訴えるより、私はその気力体力を別の道を探す事に使うべきだと思います。

パートを辞める建前上の理由

とは言え、上にも書いた通り、会社側に本音を語る訳にもいかず、パートを辞めるには何か建前上の理由があった方がスムーズに事が運びます。

しかし下手な理由付けだと、逆に会社側に揚げ足を取られたり、屁理屈をこねられて辞めさせてもらえない事に繋がったりします。

その建前上の理由を考えてみましょう。

①家族の介護が必要になった

両親や祖父母など、家族に介護が必要になった為に辞めさせて欲しいと言う理由は、パートを辞める理由として実はよく用いられています。

私が勤めていた会社でも、介護を理由に仕事を辞めて行く人がパート正社員問わず多かったです。

しかし家族がまだまだ元気で介護などどこ吹く風…と言う場合は介護を理由にするのは嘘をつく事になりますし、しつこい会社なら、

「良いデイサービスを紹介するからデイサービス中だけでも来て欲しい」

などと言われてこちらの口を塞がれる場合もあります。

②家族のサポート

夫の仕事が代わり、激務になったのでサポートが必要になった。

子供の習い事が忙しく、送り迎えが頻繁に必要になった。

などと言った家族のサポート系での理由もよく用いられますが、理由としては少し弱い部類に入ります。

「他のパートさんは同じような立場でも頑張っているし、時間コントロール次第で仕事を続けられるはずだ。」

「君にはまだ頑張りしろがあるのに、この程度の理由で辞める気なのか?やる気が足りないのでは無いのか?」

と、同じように家族のサポートをしながら仕事をこなしている他のパートさんを例に出されたり、精神論を語られて話を有耶無耶にされる可能性も高いです。

③家業の手伝い

実家が家業をされている場合、家業を手伝う事になったと言う理由は、それが本当なら理由としてとても効果的です。

しかし、そう都合よく家業をされている実家がある訳でもなく、嘘をついてまでこの理由を言って、どこでどんな家業をしているんだ?などと言われて口籠ってしまう事もあります。

本来なら会社側に理由の細かな説明などする必要は無いのですが、理不尽な会社の場合、根掘り葉掘り細かな事を聞いてきて、理由に少しでも矛盾な点があると、そこを突いて来て、

「その矛盾を説明しろ!」

と言われかねないです。

また、嘘をついてしまうと、やはりこちらとしても後ろめたい気持ちになり、辞めた後も後味が悪くなるかもしれません。

④仕事が難しすぎてこなせない

与えられた仕事が難しすぎてこなせないので辞めたい。

この理由はいわゆる言い訳的な理由では無く、どちらかと言うと仕事に対する本音の部分でもあります。

仕事が辛い、量が多すぎてこなせない、等々の理由は、結局は自分の能力がその仕事その会社に見合って無いと言う事とイコールだと思うので、自分の能力では今の仕事は難しすぎてこなせないので辞めたいは、理由として矛盾していないと思います。

しかし、それなら仕事内容を変えようと言われたり、他の人に仕事をもっと振ろうなどと言われる可能性も高いです。

そしてほとんどの場合、その話はその場凌ぎの気休め程度の話なだけで、結局仕事内容が変わるような事はありません。

また、他の人に仕事を振ろうと言う話も、振られた方の人に恨まれたり、陰口を叩かれたりする可能性もあって、職場環境はさらに悪くなる事も考えられるのです。

⑤引越し

私が実際に中々辞めさせて貰えなかった会社を辞めた時に使った理由がこれです。

パートを辞めたくてしょうがなかった時にちょうど主人の転勤があり、転勤による引越しで上手くパートを辞めれたのです。

引越しで遠くの土地に行ってしまうのは、もう引き留めようが無いどうしようも無い理由です。

しかもしがらみもなく辞めれるので、引き止められない最大の理由と言えるでしょう。

ちなみに、独身なら結婚退職、新婚なら出産での退職がしがらみなく辞めれる理由となりますが、どの理由も簡単に理由に出来る内容ではありません。

当然引越しも簡単に理由にはできません。

私の場合は本当に引越しをしたので大丈夫でしたが、退職の手続きで引っ越し先の住所を問われたので、嘘をついてしまうとそこでバレてしまうでしょう。

どうしても辞められない場合は…

どんな理由であれ、それが本当ならば大手を振って理由にして辞めればいいでしょう。

しかし、嘘をついて辞める理由にすると、後々バレた時にバツが悪いどころか、次の就職への足枷になったりする事も考えられます。

しかし仕事内容の事で本音を言って辞めようと思っても、その場凌ぎの言い訳で引き止められたり、上に書いたように結果的に他のパートさんに迷惑をかける事になってしまったりして、さらに職場環境が悪くなってしまう事もあり得ます。

普通の会社なら、どうしても辞めたいならしつこく引き止める事をしなくても、また次の人をすぐ見つける事ができるでしょう。

しかし、ブラックな環境の会社は従業員がすぐ辞めて来た過去があるので、こちらがつける理由の上を言って辞めさせない理由をつけて来ます。

そんな会社にこちらも正攻法でキチンとした理由を付けて辞める必要があるのでしょうか。

まともで無い会社にこちら側だけまともを要求される筋合いは無いのです。

なので、どうしても辞めれない場合は、信頼のおける第三者や配偶者に会社側に退職の意向を伝えて貰って、その後は会社に行かない…と言うやり方でも良いのです。

ちなみにその時の理由は、「一身上の都合」で良いのです。

お金の不安にはどう対応すべきか

専業主婦の可能性

話は最初に戻りますが、いくら辛いパートでもやはり収入源を絶たれてしまうのは厳しい現実と言わざるを得ません。

次のパート先を探すにも、ハローワークはあてになりませんし、今回以上に辛いパート先に当たってしまう可能性も多いです。

この日本で、正社員として

希望の仕事につく事が出来ている割合は、約40%程度

マイナビニュース様より抜粋

だと言うアンケート結果もあり、約60%の方は何かしら我慢を強いられながら働いている現実があります。

こちらは正社員のアンケートですので、主婦のパートとなると、希望通りの職につけない割合はもっと増えるので無いでしょうか。

これが、今のパートを辞めたら次はないと言われる所以だと言えるでしょう。

40代以上の主婦がパートを辞めると言う事は、事実上「専業主婦になる」と言う道を選択したと言っても、私は過言でないと思っています。

勿論、どうしてもご主人の給料だけではやって行けない場合は、次の仕事を探さなければなりませんが、辞める前にしっかりご主人と話し合い、月々に必要なお金を洗い出した上で、専業主婦になる道も可能だと感じたなら、思い切って専業主婦になる事も私はありだと思います。

私自身、そうやって今専業主婦として生活しています。

ここから少し、私の経歴のご紹介と、今現在専業主婦として過ごしている本音について語りたいと思います。

パートを辞めたいけど次がないし、いっそ専業主婦になりたい!と思っている方に、是非専業主婦の本音の部分を読んで頂きたいです。

私の経歴

バリバリ働いていた20代

私は現在専業主婦ですが、20代の頃はとある技術職としてバリバリ働いていました。

毎日の残業は当たり前で、時には帰宅が夜中になる事も普通にある仕事でした。

時間的に仕事がキツイと思う事もありましたが、仕事内容にはとても興味があったので楽しんでやれていましたし、まだ若くて体力もあったので続けられていました。

私の20代は仕事と会社にささげた20代だった!と言っても過言で無いくらい、私は当時仕事人間でした。

仕事仕事で同世代の女性に比べてあまり遊んだりした記憶は無いのですが、今思うと20代と言う気力体力共に充実していたあの頃に、仕事に全力で向き合えたことは良い思い出ですし、自分の中で誇れる思い出でもあります。

結婚し、専業主婦になった30代

30歳になって主人と結婚したのですが、主人の転勤により引っ越しをする事になりました。

引っ越しの為に当時働いていた会社を辞めて、私は専業主婦になりました。

主人も、「今まで頑張って働いてきたし、少しゆっくりして今度は家の事を頑張って欲しい」と言ってくれていましたし、お言葉に甘えて私は引っ越し先でも仕事は探さず、専業主婦に専念しました。

20代の頃バリバリ働いていた身からすると、専業主婦の生活は非常にのんびりに感じられました。

それでも最初の頃は家事に慣れるにも時間がかかりましたし、

(ちなみに私は20代の頃、家事はすべて母親に任せていました…ので、結婚した時は家事は初心者レベルでした。)

引っ越し先の新しい土地に慣れるのも結構大変でした。

そして当然【妊娠・出産・育児】と言う大仕事もあって、専業主婦になったと言っても常にのんびり出来ていた訳ではありませんでした。

主人は転勤族で、その間にも何度か引っ越しもありましたし、持ち家を購入すると言う一大イベントもあって、仕事はしていませんでしが、人生における重大なイベントが多くあって、忙しかった30代だったと思っています。

ブラックパートに引っかかった40代

そして40代が来ました。

正確には39歳の時でしたが、子供が幼稚園に入園した事と、家を買って生活も落ち着いてきた事、また、周りから働け働けと圧力をかけられるようになった事から、10年ぶりに仕事探しを決意し、私はパートに出る事にしました。

しかし、パートに出た先の会社はとんでもないブラック会社で、私は毎日毎日が辛く、仕事の事を考えると夜も眠れず、朝の出勤前には涙が出るような生活を強いられました。

辞めたいのに辞めさせて貰う事すら叶わず、辞めた後も出戻りを要求されたり、数年に渡ってこの会社の事に悩まされ続け、気力体力共に会社に奪われ続けました。

幸い、主人にまた転勤があった事で、持ち家を置いて引っ越しする事になり、

(本当は主人は単身赴任する予定でしたが、私がどうしても仕事を辞めたかったので、無理やり家を置いて引っ越ししたのです…。)

そのブラック会社との縁は何とか切れましたが、引っ越しと言う裏技を使わないと、辞める事は絶対出来ない理不尽な会社だったのです。

その後はその会社のトラウマがあり、働く事に消極的になったのもあって完全に専業主婦として現在を過ごしています。

(ちなみにその後、再度主人の転勤があって、今現在は持ち家に戻る事が出来ています。)

今は子供も小学生になって手もかからなくなったし、家事も昔よりは慣れてきて手際よくこなせるようになってきました。

家電製品も結婚当初より進化して手間のかかる家事をしなくてもよくなったり、私にとっての家事や育児が大変だった時期はもうすぎてしまっています。

周りのママ友さん達も仕事に出ている主婦の方ばかりで、専業主婦でいるのは少数派とも言えるのですが、私は周りにどう思われようが、今はまだ専業主婦を続けるつもりです。

そんな私の、専業主婦のリアルな本音をまとめたいと思います。

専業主婦の10個のリアルな本音

①お金は無いが節約が楽しめる

仕事を辞めたいと思っている主婦の方が、一番気になるのがお金の問題だと思います。

はっきり言います。

「専業主婦にはお金はありません!」

正確に言うと、

「専業主婦が自由に使えるお金は無い!」

です。

専業主婦のママ友と話をすると、

「私達って主人に生活保護もらいながら生活してるみたい…。」

と言う話題によくなります。

これは夫婦のお金の管理全てをされている専業主婦の方でも同じ気持ちだそうで、一定の決まったお金で何とか生活をやりくりしなくてはならない事が、しんどくなる瞬間も専業主婦にはあるのです。

使えるお金はすべて生活に消えて行き、食料品と日常品以外で買う物と言えば子供の服くらい…。

自分の服など買えないから万年同じ服…それを我慢できない場合は専業主婦はこなせないと思います。

ただ、節約を頑張れば少しは自分に使えるお金も捻出できます。

私は最近はその節約が楽しく、食費を節約しつつ栄養のある食事を作り、それを家族が喜んで食べてくれてお金にも余裕が生まれた時の達成感は、仕事で得られる達成感の上を行きます。

節約を楽しんでこなせる

と、生活にも張りが出て、好きな服が買えないなんてどうでもよくなって来ます。

その境地にたどり着く事が、

お金が無くても専業主婦を楽しめる

最初の第一歩なのです。

②ランチや飲み会には行けない

専業主婦にはお金が無い!なので当然友達とのランチや飲み会なども頻繁には行けません。

誘われて、うっかり高級ランチに行ってしまって、家計に赤字が出てしまう事もあったりします。

当然頻繁にランチや飲み会を楽しんでいた、友達との付き合いも少なくなります。

いわゆるインスタ映えする、キラキラした生活とは縁遠くなるでしょう。

ただ、専業主婦を極めると、

自分自身で限られた予算で美味しくて見た目も良い料理が作れる

ようになります。

私の場合は、時間が無いと中々作れない漬物やお味噌を手作りしていますが、丁寧に手作りすると料亭レベルの味が家庭でも出せたりします。

へたな居酒屋さんで食べるくらいなら、自分で作った方が美味しいと思う事もあり、美味しい物を食べたいなら自分で作る、ランチや飲み会は自炊した上で自宅でする、が定番になった時が

専業主婦のメリットが大いに発揮できるようになった瞬間

とも言えるでしょう。

③高い化粧品は使えない

こちらもお金がない事と繋がりますが、今まで拭き取りクリームに洗顔フォームに、化粧水に乳液に、仕上げの美容液などなど高級な化粧品をお使いだった場合は、

これらは諦めざるを得ないでしょう。

実は私も、独身時代は基礎化粧品だけで月に2万円以上かけて毎日お手入れに勤しんでいました。

メイク用品にも当然お金をかけていて、高級品を使っていたので、化粧品だけで当時何万使っていたのか自分でも分からなかったくらいです。

当時は、高級な化粧品を使わなければすぐにお肌の状態が悪くなって老け込み、人前に出られる顔じゃなくなる…だから高級化粧品の為にも仕事を永遠に続けなければならないのだ!…と本気で思い込んでいたくらいです。

しかし、主人の転勤で仕事を辞めて私の収入が0になった事で化粧品を見直し、安い化粧品でもなんとかならないか色々と調べたり試した結果、現在では基礎化粧品と言えるものは

「ハトムギ化粧水」と「ガスール泥洗顔」と「マジックソープ」

しか使っていません。

どれもドラックストアやコストコなどで安価で手に入りますし、高い化粧水をちびちび使うより、安いハトムギ化粧水を頻繁にバシャバシャ使う方が、私のお肌には合っている気がしています。

ガスールは洗顔に使うと、それだけで美容液を使ったようなしっとり感がお肌に生まれますし、マジックソープはダブル洗顔が一度で出来て時間も節約できます。

そして、専業主婦のメリットですが、

外に出なくてよい日は化粧自体をしない!

これが実は一番肌によい効果があるように私は思います。

肌に余計な刺激やストレスを与えず、乾燥が気になればハトムギでバシャバシャして一日を過ごす…どんなに高級な化粧品よりもお肌にはよい影響をあたえているのです。

ちなみに私は外に出る時は、下地をフレッシェルのBBクリームで薄く作って、ファンデーションとフィニッシュパウダーどちらも薄めで仕上げていますが、40代半ばになると薄化粧の方が若く見られる傾向にあるのか、常に年齢より若く見られます。

専業主婦でいることで肌にも心にもストレスをかけない事が、若く見られる秘訣なのかもしれません。

④高価なものを買わされる事もない

上にも書いていますが、私は仕事に出ている時、職場のお局様が副業にはまっていて高価な化粧品や日用品をあれこれ買わされて非常に困った記憶があります。

断りたくても、みんな買ってくれてると言われたり、買わなかった人を仲間外れにする様な事もあったりで、本当に迷惑でした。

会社によっては副業禁止とか、職場内での商売禁止とかを厳しくされている会社もあるかと思いますが、私の勤めた会社では経営陣が自ら副業をしていて、従業員にあれこれ買わせるのが当たり前になっていました。

地方の家族経営の中小企業などは、こう言ったやりたい放題の会社も普通に多いのです。

私が仕事を辞めたいと思ったのは、こう言った副業をしている人達から遠ざかりたいと思ったのも一つの理由です。

専業主婦になってからは、副業をしている人が近づいてきて何か買わそうとしても、

「専業主婦でお金が無いんです!」

と、

専業主婦にお金が無い事を逆に理由にして

はっきりと納得の出来る断り方が出来るようになり、気持ちが本当に楽になりました。

⑤美容院にもあまり行けないがセルフケア技術が向上する

カットやパーマやカラー、時にはトリートメントやヘアエステで美容院を頻繁に利用されていた方、

専業主婦になると美容院にも頻繁には行けません。

私は今、半年に一度カットとカラーで美容院を利用していますが、一回の美容院での出費が大体一万円程度かかります。

年2回美容院に行くペースなので、年間美容院代は2万円程度です。

その2万円を日々の生活費を節約して捻出しています。

ちなみに独身時代は、カット、カラー、ストパー、トリートメント全て込みで3万円のコースを3ヶ月おきにしていました。

毎日のシャンプーやトリートメントにも高価な物を使用していたので、シャンプー代だけで月々1万円程かかりました。

ヘアケアだけで年間24万円程のお金を使っていたのです。

上に書いた化粧品代も考えると、独身時代は年間約50万円程を自分の見た目だけに使っていた事になります。

それが専業主婦になってからは、全部合わせて年間3万円ほどです。

ただ、お金は無いですが、

時間はあるので髪の毛のセルフケアをする時間はたっぷりあります。

プチプラノンシリコンシャンプー(私はひまわりシャンプーを愛用しています)でも正しい使い方をすれば高価なシャンプー以上に髪をサラサラに保つ事は可能です。

最近は美容系ユーチューバーさんが、時間をかけてやる正しいシャンプーの方法を動画で教えて頂けたりするので、家事と家事の合間に動画を見て勉強をしています。

また、私は癖毛があるのですが、癖毛を綺麗に真っ直ぐにするアイロンの当てかたなども、YouTubeで勉強出来ます。

そうやってYouTubeでセルフケアの方法を勉強して実践すると、美容院など頻繁に行かなくても充分サラサラヘアーを維持する事が出来ます。

アイロンの当てかたも、毎日自分でキチンとしたやり方でやっていると、自分自身の技術も上がって来て、まるで自分が美容師さんになったように錯覚する事もあります。

髪のセルフケアは、まさに専業主婦の溢れる時間を有効利用出来る事案なのです。

⑥子供との時間が増える

こちらは当然と言えば当然ですが、

自分の子供との時間が増えます。

仕事を辞めると、お子さんを保育園に預けてらっしゃった場合、

もう保育園には預けられません。

すんなり別の幼稚園に転園出来れば良いですが、お子さんの年齢や地域によっては簡単に幼稚園に転園できない場合も多々あるので、次の年度が来るまでお子さんを預けられないと言う事態も出てきます。

お子さんを預けたいが為に働いていた方は、とても注意が必要です。

ただ、お子さんが小さい場合は、

仕事を辞めると言う事はお子さんとの時間をたっぷり取る為

だと思って下さい。

地域によっては仕事を辞めて専業主婦になっても、色んな裏技を使って保育園に預ける事が可能だったりします。

はっきり言います。

専業主婦ってなぜ働かないの?

専業主婦ってずるい!

などと言われて、専業主婦への風当たりが最近強いと感じる事があるのですが、こう言った裏技や抜け道を使って子供を上手く保育園に預け、働きもせずに専業主婦としてのうのうと生活している人の存在が、真面目に専業主婦をしている人への風当たりまで強くしているように思えるのです。

上にも書きましたが、子供が小さいうちに仕事を辞めると言う事は、育児を自分自身で責任を持って行い、子供を自分の手で育てると言う事です。

そして、行事もお弁当もPTAも保育園とは比べ物にならないくらい多い幼稚園に子供を預けると言う事です。

私は子供を公立幼稚園に通わせましたが、PTAの役員やら学級委員やら毎年のようにやらされて、忙しい時にはほぼ毎日幼稚園に顔を出して仕事をしていたくらいです。

それらを責任を持ってやれる決意が無いのなら、

専業主婦と言う道は選ばない方が無難

かもしれません。

⑦そして放置子に目を付けられる

そして、専業主婦として家にいると、非常に厄介な事案に巻き込まれる事があります。

子供が小学校に上がると、色んな友達が家に遊びに来るようになりますが、一部のお子さんがゲームやお菓子を目的に毎日のように家に入り浸るようになる事もあります。

そしてその一部のお子さんは、大抵がご両親が共働きにも関わらず、学童や児童クラブにも預けられていない、いわゆる

放置子

です。

放置子は一度でも友達の家でおいしい思いをすると、その恩恵を毎日受けたいと思って毎日毎日やって来ます。

休日や忙しい日もお構いなく、自分の好きな時間に約束もせずに自分勝手にやって来ます。

そして他人の家でまるで自分の家かのように寛ぎ、専業主婦である私を、まるで自分の親かお手伝いさんのように扱います。

このように、専業主婦としてお母さんが常に家にいて、大人に甘える事が出来そうで居心地の良い家は、

放置子にしっかりと目を付けられてしまい、迷惑を被る事になるのです。

そしてそうやって自分の子供がよその家庭に迷惑をかけている事を、放置子の親御さん達は把握していない事がほとんどです。

把握されている親御さんは、後で必ずお礼や挨拶を言いに来られます。

しかし完全に放置子化しているお子さんは、家庭内でどこに遊びに行ったなどの会話もないのか、あっても親御さんが何も思わないのか、親御さんからのコンタクトは一切なく、放置子対策をするには、こちら側で放置子をブロックするしか無いのです。

放置子対策と言っても、放置子はこちらの意識を上回る程のしつこさを持っています。

今日は遊べない、家にはあげれないと言っても、しつこく玄関先に居座り、帰れと言っても帰りません。

暗くなっても雨が降っても玄関先に居座るので、他人から見ると私が虐待でもしているように見えてしまいそうです。

専業主婦の友達に聞くと、親が家にいると必ずこう言った放置子に目をつけられるので、

放置子対策で働きに出て、自分の子供を学童に預けたい

と思う人もおられるそうです。

しかし、ひょっとすると仕事を辞めて専業主婦になっていなかったら、

自分の子供を放置子側にしていた可能性

もあるのです。

自分の子供だけでも他のご家庭に迷惑をかけるような子にさせない為にも、

私は専業主婦になってよかったと心から思っています。

この放置子問題は、今現在も私が大変悩んでいる事案でもあるので、そのうちもっと詳しい記事を書こうと思っています。

⑧趣味や勉強に時間が使える

色んな悩みはありますが、専業主婦に時間がある事は事実です。

お子さんが小さい場合は無理かもしれませんが、小学校に行ってしまうと本当に暇です。

そんな溢れる時間を有効利用して、

趣味を極めたり、新しい資格の勉強をする事も可能です。

専業主婦の友人の話ですが、家事と家事の合間にネイリストの勉強をして資格を取り、自宅でネイルサロンやネイル教室を開き出した方もいますし、大好きなお菓子作りを極めて、毎日自作のお菓子をインスタに上げ続けて今ではインスタのフォロワーさんが数万人と言う方もおられます。

私は絵を描く事と文章を書く事が好きなので、このブログを暇さえあれば書いている訳ですが、毎月3万pv程のアクセスを頂いておりますし、数千円ですがブログからの収入もあります。

お小遣いと言うには少ない金額かもしれませんが、少しの収入でもあるとブログ更新のやる気に繋がります。

仕事をしていると諦めざるを得なかった

趣味を極めると言う夢を、専業主婦なら叶える事が可能なのです。

⑨体を鍛えられる

私はApple watchを愛用して、毎日の脂肪燃焼時間や消費カロリーなどを記録しています。

仕事をしていると、Apple watchを使っていても、なかなか運動をする時間が取れずに、ただのファッションアイテム化してしまう可能性も高いですが、それはとても勿体無いです。

Apple Watchはあっても無くても良いですが、専業主婦の溢れる時間を使って

ウオーキングやエクササイズなどをして体を鍛えられる

事は事実です。

私は、ウオーキング、ジョギング、室内サイクリング、エクササイズゲーム(リングフィットアドベンチャー)、ダンスエクササイズのうち、その日の気分や体調に合う物を選んで最低30分はやっています。

室内でのエクササイズも快適に出来るように、室内にあまり物を置かず、身体を思いっきり動かせるように室内環境を整える事も、

専業主婦ならいつでも可能です。

⑩在宅で稼げる

私はこのブログを趣味として書く事で僅かですが広告収入を得ています。

ネイリストの友人は自宅でネイルサロンを開き、お菓子作りが趣味の友達はバザーやフリマでお菓子を売っていました(コロナ前)。

裁縫が得意な友人はフリマアプリで作品を売ったり、中古品を売る事そのものが好きな友人は、家の不要な物をフリマアプリで売りまくってお金を稼いでいます。

現代は、お金稼ぐ方法も多様化し、務めに出る事がお金を稼ぐ事とは言い切れなくなったと思います。

自分の得意な事を極めるとそれが思わぬ収入につながり、

在宅ワークとして専業主婦でもお金を稼ぐ事が出来る

世の中になったのです。

自分には特技など無い、今まで仕事ばかりで仕事の事以外は何も分からないので在宅ワークなど出来ない…そんな事はありません!

仕事の事をよく知っていると言う事は、どんな会社でも役立つ有能な人材と言うことです。

現代では社会情勢の変化により、在宅ワークが非常に注目されていて、会社の事務作業は全て在宅ワーク化する企業も増えています。

経理や人事•総務などの経験がある方は、在宅ワーク要因として現在とても需要があるのです。

仕事は辞めたいけどお金の事には心配があると言う主婦の方には、在宅ワークはとてもおすすめです。

専業主婦をする為に必要なスキル

仕事を辞めたいと思っておられる主婦の方に専業主婦として本音を書いて来ましたが、専業主婦として充実した日々を過ごすには、

時間コントロールスキルがとても大事

だという事を、最後にお伝えします。

仕事を辞めて専業主婦になったとして、

毎日ダラダラ過ごしてご主人の収入に頼って生活するつもりなら、専業主婦はやめた方がいいと思います。

専業主婦になった事で時間を有効活用し、今まで出来なかった趣味や勉強に積極的にチャレンジして、その結果その趣味や勉強で

在宅ワークとしてお金が稼げるようになれば、専業主婦生活をしていても誰も文句は言わないでしょう。

世間からは専業主婦は、ダラダラとしていると思われる事が多いです。

そう思われないように、キッチリと自分で時間コントロールをして、空いた時間を有効利用して少しでも自分でお金稼ぐ事が、

専業主婦になった一番のメリット

なのでは無いでしょうか。

この記事が、パートを辞めたいと思っている主婦の方に少しでも役立つなら幸いです。

仕事を辞めて在宅で稼いで、ストレスの無い楽しい専業主婦を目指しましょう!

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