経験不足な上司と会社の人間関係のいざこざ

数年前パート社員として働いていた会社は、非常に複雑で難しい技術の必要な業種の会社でした。

私はその会社を退職したのですが、別の記事でも書きましたが、退職したいと思った一番の理由は正社員達のやる気の無さです。

そのやる気の無さの為に、自分の健康や家族の平穏を犠牲にしてまで残業や持ち帰りの仕事をせざるを得ない事に耐えられなくなったのが一番の理由です。

次に理由をあげるとすると、正社員達のやる気の無さとも通じるのですが、とにかく社内に技術や知識をしっかり持っている人材が一切いなかった事です。

おそらく過去には技術をしっかり持った人材が在籍されていたのでは無いかと思うのですが、そう言った優秀な人材はすでに他の会社へ流出してしまっていたのです。

別の記事で、「引き抜き屋」と呼ばれるヘッドハンティング目的の会社からよく電話が掛かってくる事を書きましたが、そう言う会社に目を付けられて、優秀な人材はどんどん他の会社に移っていき、今残っている正社員さんは引き抜き屋すら避けて通る人材ばかりなのです。

以前も書きましたが、引き抜き屋さんはパート社員にもヘッドハンティングを持ちかけていて、優秀なパートさんも次々と引き抜かれているのです。

 なので、難しい技術が必要な仕事をスムーズにこなせる人材は全くおらず、難しい仕事ほど上司の中でたらい回しにされ、それにパート社員が振り回されてしまうのです。

難しい事はネット検索

私が一番納得出来なかったのは、とある難しい仕事を頼まれたのですが、私の知る技術ではこなせそうに無かったので上司に教えを乞いに行くと、

「ググって自分で調べてくれ。」

と言われた事です。

確かにこのネット社会ではGoogle先生に教えてもらえばほとんどの事は解決するでしょう。

しかし、一応プロとして会社に在籍し、仕事をされている方が、参考文献でも技術書でも無いネット情報で解決させようとしているのです。

ネット情報は勿論正確な物が多いですが、やはり無料で得られる知識に他なりません。

誰でも手に入る情報で商売出来るなら、この会社に頼まなくても誰でもこの仕事が出来るでしょう。

自分たちの技術や知識の無さをネット検索と言う名の、どこかの誰かの知識と技術で補っているだけなのです。

私は昔働いていた会社で上司に「気がある・気が無い」の話をよくされました。

気と言うのはやる気の事です。

気がある人は自ら行動をおこす事が出来るので結果的に技術も知識も人望も身について、仕事を自分の物にする事が出来ると言う事でした。

しかし気の無い人は、人に言われた事しか出来ず、仕事で何も身につかずにその場その場をしのいでいく事になる…この会社の正社員さん達は全員がこの気の無い人の様に思えました。

勿論私自身が気をもって会社内で動けば、会社もそこそこうまく回るようになったかもしれませんが、それには時間に区切られた働き方をせざるを得ないパート社員と言う立場では無理な面が多々ありました。

どんなに気をもって頑張っても、時間が来たら子供のお迎えには行かなければならないし、帰って家の事もしなくてはならない…。

大黒柱である主人を支える事も家庭での私の仕事でもある訳だし、子供の教育も私の大事な仕事です。

気の無い社員ばかりで技術も知識も無く、難しい事はググって解決(しかもググるのは私)…するような正社員の為にこれ以上人生の大事な時間を割いてられない…そう思い出すと、私の退職したいと言う気持ちは、これ以上止まることはありませんでした。

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