パートは辛いと思った時が辞める時

パートが辛い…。

毎日毎日家事や育児に追われながらも貴重な時間を捻出し、パートに出たのは良いけれど…。

パート先で理不尽な思いをしたり、人間関係の悪化に巻き込まれたり、次から次へと仕事量を増やされて働き損な思いをさせられたり…。

もう無理こんなパート辞めたい…そう思っても「パートが辛いので辞めたい」と本音で会社側に言う訳にも行きません。

勿論本音で会社側に啖呵を切って、労働条件の改善を訴えても良いでしょうが、その場だけ取り繕われて結局何も改善しなかったと言う事も普通にあったりします。

本音を語るには体力も気力も必要になります。

しかも相手は会社と言う大組織…。

元々理不尽が染み付いている組織相手に、気力も体力を使って一個人が何かを訴えるより、私はその気力体力を別の道を探す事に使うべきだと思います。

下の方で色々説明していますが、私は昔恩師に

「仕事でどうしても我慢出来ない辛い事が3回あったなら、その会社は辞めるべき。」

と言われました。

しかしそれは正社員の話です。

家族があり、家事も仕事のうちであるパート主婦なら、正社員と違い3回も辛い事が起こるまで待っている必要は無いと、私は自分の経験から思います。

辞めたいほどの辛い事が一度でもあれば、私はそのパートは辞めるべきパートだと思います。

なぜなら、辛いパートのせいで家族の要である主婦が、家族の前で笑顔も作れず、家事も疎かになってしまうと家族関係の崩壊にも繋がってしまうからです。

そんな事を防ぐ為にも、辛いパートは辞めて新しい道を行くべきだと思うのです。

パートを辞める時の上手な切り出し方

とは言え、上にも書いた通り、会社側に本音を語る訳にもいかず、上手に切り出すには何か建前上の理由があった方がスムーズに事が運びます。

しかし下手な理由付けだと、逆に会社側に揚げ足を取られたり、屁理屈をこねられて辞めさせてもらえない事に繋がったりします。

その建前上の理由を考えてみましょう。

①家族の介護が必要になった

両親や祖父母など、家族に介護が必要になった為に辞めさせて欲しいと言う理由は、パートを辞める理由として実はよく用いられています。

私が勤めていた会社でも、介護を理由に仕事を辞めて行く人がパート正社員問わず多かったです。

しかし家族がまだまだ元気で介護などどこ吹く風…と言う場合は介護を理由にするのは嘘をつく事になりますし、しつこい会社なら、

「良いデイサービスを紹介するからデイサービス中だけでも来て欲しい」

などと言われてこちらの口を塞がれる場合もあります。

②家族のサポート

夫の仕事が代わり、激務になったのでサポートが必要になった。

子供の習い事が忙しく、送り迎えが頻繁に必要になった。

などと言った家族のサポート系での理由もよく用いられますが、理由としては少し弱い部類に入ります。

「他のパートさんは同じような立場でも頑張っているし、時間コントロール次第で仕事を続けられるはずだ。」

「君にはまだ頑張りしろがあるのに、この程度の理由で辞める気なのか?やる気が足りないのでは無いのか?」

と、同じように家族のサポートをしながら仕事をこなしている他のパートさんを例に出されたり、精神論を語られて話を有耶無耶にされる可能性も高いです。

③家業の手伝い

実家が家業をされている場合、家業を手伝う事になったと言う理由は、それが本当なら理由としてとても効果的です。

しかし、そう都合よく家業をされている実家がある訳でもなく、嘘をついてまでこの理由を言って、どこでどんな家業をしているんだ?などと言われて口籠ってしまう事もあります。

本来なら会社側に理由の細かな説明などする必要は無いのですが、理不尽な会社の場合、根掘り葉掘り細かな事を聞いてきて、理由に少しでも矛盾な点があると、そこを突いて来て、

「その矛盾を説明しろ!」

と言われかねないです。

また、嘘をついてしまうと、やはりこちらとしても後ろめたい気持ちになり、辞めた後も後味が悪くなるかもしれません。

④仕事が難しすぎてこなせない

与えられた仕事が難しすぎてこなせないので辞めたい。

この理由はいわゆる言い訳的な理由では無く、どちらかと言うと仕事に対する本音の部分でもあります。

仕事が辛い、量が多すぎてこなせない、等々の理由は、結局は自分の能力がその仕事その会社に見合って無いと言う事とイコールだと思うので、自分の能力では今の仕事は難しすぎてこなせないので辞めたいは、理由として矛盾していないと思います。

しかし、それなら仕事内容を変えようと言われたり、他の人に仕事をもっと振ろうなどと言われる可能性も高いです。

そしてほとんどの場合、その話はその場凌ぎの気休め程度の話なだけで、結局仕事内容が変わるような事はありません。

また、他の人に仕事を振ろうと言う話も、振られた方の人に恨まれたり、陰口を叩かれたりする可能性もあって、職場環境はさらに悪くなる事も考えられるのです。

⑤引越し

私が実際中々辞めさせて貰えなかった会社を辞めた際に、使った理由がこれです。

パートを辞めたくてしょうがなかった時にちょうど主人の転勤があり、転勤による引越しで上手くパートを辞めれたのです。

引越しで遠くの土地に行ってしまうのは、もう引き留めようが無いどうしようも無い理由です。

しかもしがらみもなく辞めれるので、引き止められない最大の理由と言えるでしょう。

ちなみに、独身なら結婚退職、新婚なら出産での退職がしがらみなく辞めれる理由となりますが、どの理由も簡単に理由に出来る内容ではありません。

当然引越しも簡単に理由にはできません。

私の場合は本当に引越しをしたので大丈夫でしたが、退職の手続きで引っ越し先の住所を問われたので、嘘をついてしまうとそこでバレてしまうでしょう。

どうしても辞められない場合は…

どんな理由であれ、それが本当ならば大手を振って理由にして辞めればいいでしょう。

しかし、嘘をついて辞める理由にすると、後々バレた時にバツが悪いどころか、次の就職への足枷になったりする事も考えられます。

しかし仕事内容の事で本音を言って辞めようと思っても、その場凌ぎの言い訳で引き止められたり、上に書いたように結果的に他のパートさんに迷惑をかける事になってしまったりして、さらに職場環境が悪くなってしまう事もあり得ます。

普通の会社なら、どうしても辞めたいならしつこく引き止める事をしなくても、また次の人をすぐ見つける事ができるでしょう。

しかし、ブラックな環境の会社は従業員がすぐ辞めて来た過去があるので、こちらがつける理由の上を言って辞めさせない理由をつけて来ます。

そんな会社にこちらも正攻法でキチンとした理由を付けて辞める必要があるのでしょうか。

まともで無い会社にこちら側だけまともを要求される筋合いは無いのです。

なので、どうしても辞めれない場合は、信頼のおける第三者に会社側に退職の意向を伝えて貰って、その後は会社に行かない…と言うやり方でも良いのです。

ちなみにその時の理由は、「一身上の都合」で良いのです。

信頼のおける第三者の協力が得られない場合は、退職代行サービスを利用するのも手です。

まともで無い会社にまともな対応で辞める事は不公平です。

今後さらに辛い思いをする前に、どんな手を使ってでもブラックな会社とは縁を切るべきなのです。

パートを辞めようと思った本当の理由

ここまではパートを辞めるための建前上の理由について語って来ましたが、ここからは私の実際の経験から、本当に辞めたいと感じた理由を語って行きます。

これまでの記事で、私が数年前にパート社員として勤めていた会社の事を色々と書いてきましたが、理不尽な点は多くありましたが、辞めたいとまで思った大きな理由は3つありました。

①正社員に全くやる気がなくパートに任せきり

一つ目は正社員のやる気が無く、そのせいでパート社員が時間外を強いられる事。

②技術職なのに素人ばかりでミスはパートに擦り付け

二つ目は正社員にしっかりとした技術や知識を持った人がおらず、専門的な知識はググって調べていた事。

③パートにやりがい搾取と洗脳教育

そして今回書くのは三つ目…やりがい搾取と洗脳教育です。

過去の記事でも、この事に関しては触れてきました。

経営陣が自ら、うちは社員にやりがいのある仕事を与えてやってるのだから、そのやりがいの為にサービス残業は当たり前、持ち帰りや休日出勤も当たり前と朝礼や会議でしつこく言われ、社員を洗脳しているのです。

また、この会社は正社員もパートも同じ立場なので、皆が頑張っているなら自分も頑張らなければならないと言う理論も毎日の様に朝礼で聞かされます。

その他、愛社精神を身に着けさせるためか、会社変革の年表や社長の自伝を社員に暗記させ、毎朝の朝礼で暗唱させると言う記事も以前書きました。

私がもし社会の事を何も知らないフラットな頭を持った新入社員なら、会社側が毎日言っているんだからとすべてを信じ込んで洗脳にハマっていたかもしれません。

しかしさすがに私はそこそこ社会を経験してきた40代の主婦です。

会社が言っている事の矛盾や理不尽さにも普通に気付けてしまいます。

やりがいを無理やり背負わせて、従業員を会社側に都合よく利用してやろう…と言う会社側の魂胆も完全に透けて見えるのです。

そしてそれを正社員さんならともかく、時間で区切られた働き方をしているパート社員にまで背負わせて、搾取の対象にしているのです。

これが辞めようと思った三つ目の理由です。

恩師に言われた言葉

上にも少し書いていますが、私は学生時代に就職活動のアドバイスを頂いた恩師に、卒業間際にこんな事を言われました。

「就職した会社でどうしても我慢が出来ない出来事が三回あれば、その会社は辞めても良い会社だ。しかし、その三回を探すには、三年はかかるだろう…。」

その恩師は私の通っていた短大の教授でしたが、大学教授を目指す前に社会経験があり、しかも何度も会社を退職された経験があったそうです。

その時の経験から、↑のような言葉を私達学生にかけて頂きました。

私は先生と言う立場の方の言葉なら、

「一度入社した会社なのだから何があっても歯を食いしばって頑張るべき。」

と言う類の言葉を言われるイメージがありました。

しかしその教授は、辞める事も選択の一つだと言う意味を学生に仰っていただき、社会人目前の私は少し心が軽くなった記憶があります。

その学校を卒業してもう20年以上経ちましたが、今でもその言葉を思い出します。

会社のどうしても我慢できない事を三つ見つけるには三年かかる…確かに今まで働いた会社では、多少我慢出来ない事あっても、給料をもらえる事で相殺されて、【どうしても我慢できない】までは発展しませんでした。

三年がたっても、多少の我慢出来ない事(実は我慢出来る事)はあっても、【どうしても我慢できない】までにはならず、辞めるべき会社ではないのだ…と今まで勤めた会社には思う事が出来ていました。(結婚後の主人の転勤での引っ越しで辞めるまで働きました。)

しかし、このパート先の会社は、パート社員でありながら、入社三カ月ですでに三回のどうしても我慢が出来ない事が発生してしまっていました。

過去記事でも書いた細かな理不尽も合わせると、すでに10個くらいの我慢できない事がありました。

三年はかかると言われた、どうしても我慢できない事三つの発見…三カ月と言う最短記録を更新したことをどうとらえれば良いのか…私は恩師の言葉とこの会社の状態を代わる代わる思い浮かべ、毎日葛藤を繰り返していたのでした。

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