パートなのに責任が重い仕事を押し付けられる…

簡単な軽作業を行うパート社員として入社したはずだったのに…いつの間にか責任が重い仕事を押し付けられるようになり、正社員と同じかそれ以上の責任を負わされているのに時給は全く上がらない…こんな思いをされながら働いていらっしゃるパート主婦の方は少なくありません。

私自身もそんな思いを抱えてパートとして働いた事のある一人で、求人票には簡単な仕事で子育て中の主婦の方でも安心して働けます!などと書いてあったにもかかわらず、最終的には会社の屋台骨をも揺るがしかねない重要な仕事の責任を負わされ、私は毎日毎日プレッシャーに苛まれながら生きて行かなくてはならなくなったのです。

あの時あの求人票の嘘に気づけていたらこんな思いはしなくて済んだのに…何度もそう思いましたが、こう言った会社は一度入社してしまうと中々辞めさせて貰う事が出来ない為、嫌だ嫌だと思いながらも責任だけはどんどん押し付けられ、なのに時給は上がらず、辞める事も出来ずに八方塞がりな状況に追い込まれたのです。

また、この会社はいわゆる家族経営の会社で、経営陣が社員を私物化する事が当たり前になっていました。

高齢の会長さんが休憩時間に好き勝手に社員にあれこれ命令することも当たり前で、うっかりその命令を聞いてしまうと休憩時間すら失ってしまうのです。

何度かこのブログ内で書いていますが、仕事のすべてを一人でこなせ、プレッシャーも責任も負える自信もあり、経営陣の雑用もニコニコしてこなせる度量が自分にあるのなら、私は最初からパートと言う働き方を選択していません。

家事育児に時間が必要で、今はまだ多くの仕事をこなせる余裕が無かったために私はパートと言う働き方を選択したのです。

しかし会社が求めていたのは、結局正社員と同じレベルで働いて時給だけが低い都合の良いパート社員だったのです。

会社の求めるパート社員になってはいけない

会社と言う組織は、従業員をどれだけ安く上手に使うかを常に考えているものです。

そのバランスを上手く取るために、大手の会社には従業員組合が存在し、会社側と従業員側の間に立って労働条件の改善のために動いていただけます。

しかし、地方の中小企業や家族経営の会社などには、一応形だけの組合は存在していても、全く意味の無いまさに形だけの組合に成り下がってしまっている事が多いです。

私は社会に出て数社、いわゆる地方の家族経営の会社を経験しましたが、どの会社も組合は形だけ存在しているだけで、何の意味も持たない組織になっていました。

ですので、結局従業員の待遇は会社次第、特に立場の弱いパート社員はその悪い恩恵をモロに受ける事になり、会社側に都合の良いように使われる事になってしまうのです。

これを防止するには、会社が求める事をなんでもやってしまわない事です。

休憩時間に経営陣に私用を頼まれたとしても、それらはすべて断るべきです。

それで経営陣からの印象が悪くなったとしても、自分の身を守る為と割り切りましょう。

そして、それで印象が悪くなって仕事にまで支障が出る程の影響があったなら、その会社はこちらから見切る事を考えるべきです。

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