社長の社内ブログを読まないと怒鳴られるパート社員

数年前にパート社員として働いていた会社では、社員が当番制で毎日ブログを強制的に書かされていました。

ブログの更新はネタ探しも大変ですし、文章を書くにもとても時間を取られて大変だったのですが、自分の記事更新よりももっと面倒なブログにまつわる話がありました。

それは、会社の社長がゲリラ的にブログを更新し、その記事を社員が読んでいないと凄い勢いで怒鳴る…と言う問題です。

しかも、社長は朝方人間らしく、毎日午前3時に目が覚めるので、起きてすぐブログを更新して更新時間が午前4時…と言うのが普通でした。

そんな早朝ブログを出社するまでに読んで、内容を理解し、事柄を覚えておかないと、その日の朝礼でブログの話題を出され、それに答えられないと朝礼中に社員全員の前で怒鳴られてしまうのです。

それを回避するためには、朝起きたらすぐに何の興味も沸かない社長のブログを真剣に読んで、どんな事を朝礼で言われても答えられるようにしておかなくてはならないのです。

小さな子供がいて、仕事もしているお母さんの朝の時間はとても忙しく、少しの余裕もありません。

当然ゆっくりブログを読むような時間もありませんし、内容を理解して覚えるような余裕などありません。

それでもそれをしておかないと怒鳴られてしまうのでせざるを得ず、私にはとてもそれらがストレスに感じられました。

それが好きな芸能人や、仲の良い友達のブログやSNSなら、朝の忙しい時間を乗り切るための清涼剤として気持ちよく読めるのですが、半強制のような感じで無理やり興味の無い社長のブログを読むのはまるで拷問でした。

社長が書いた社内ブログを読まなければならない義務など、労働者にあるのだろうか…そんな疑問すら私の脳裏には浮かび、これ一種のパワハラじゃないのか…と思ってしまいまいました。

ブログを社員の掌握に使うのはやめて!

私が今まで働いた会社でも、社長がブログを更新して会社のPRに使っていた会社はありました。

しかし、ブログを読むことを強制されたり、読んでいないからと怒鳴られたりする会社はありませんでした。

そんな事をされなくても、社員としては社長がどんな事を考えているのか、忙しい中でどんな記事を更新されたのかなど、自然と気になって昼休みや寝る前にチェックしたくなるものです。

この会社の様にブログを読むことを強制されると言う事は、余程社長と言う人間のブログを誰も読みたがらない…と言うのが現実なのでは無いでしょうか。

かくいう私も、この会社の社長のブログを積極的に読みたいとは思えず、強制されて読んでないと怒鳴られると言う現実が無かった場合、一度も目を通さなかったかもしれません。

その現実を社長自身が受け止められず、ブログ一つ取っても理不尽な事が繰り広げられる、この会社の闇が浮かび上がっているような気がするのです。

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