節約ができない頑張れない…そんな専業主婦

今からもう15年ほど前の話になってしまいますが、主人と結婚して専業主婦になり、月々5万円の生活費をもらって生活をするようになってから、私は必死で365日の節約生活を頑張りました。

先日のブログでも書いていますが、夫婦のお金は月5万の生活費以外は全て主人が管理しており、主人のお小遣いも主人が自分で使えるシステムでした。

貯金は会社の財経を利用していたので給料からの天引きでしたし、財経は簡単には崩せないので貯金に主人が手を付けると言う事は不可能です。

まあ自分で稼いだお金だし、私がお金の事に口出しすると怒るので、貯金がキチンと出来ているならある程度は自分の好きなようにお金を使っても、私は文句を言わないようにしていました。

しかし、こちらが一生懸命節約をして、切り詰めて切り詰めて食費を浮かせて月五千円程を浮かせたとしても、その私の節約と言う涙の結晶を一回の飲み会で使われて、しかも飲み会は当然月一回では終わらない…と言う現実が虚しく、何度やり切れない気持ちになった事でしょう…。

一生懸命節約しても主人は自分の好きなようにお金を使い飲み会にも行く…なんだか節約を強いられている私だけが我慢をさせられているような、当時はそんな気持ちでした。

主人の行動が虚しくなって節約ができない…当時は色々と歯車がかみ合っていない状況でした。

節約ができないと感じたら…

それから15年経ち、流石に私も節約のコツが掴めてそこまで一生懸命節約に励まなくても、生活そのものが自然と節約の出来る生活になって来ましたし、主人の行動に腹を立てても状況は何も変わらない、と言う諦めの境地にもたどり着きました。

結局、専業主婦を続けたいならそう言った諦めの境地に辿り着く事もある程度は必要ですし、節約をするにも気を抜く所は抜き、やる所はキチンとやるのメリハリを付ける事が、成功する秘訣なのだろうかとも思っています。

結婚当初は節約ができない…と感じても、何年か経って生活にどれくらいのお金が必要かと言う事が分かって身についてくると、特別な節約をしなくても自然に節約ができるようになってくるものです。

結婚後しばらくは子供が出来たり、育児で忙しかったりする事もあるでしょうし、節約ができないと感じても、自分に罪悪感など感じる必要は無いと思います。

むしろ、節約節約と考えて自分を追い込み、ストレスを感じてしまう事の方が精神衛生上悪いですし、育児への足かせにもなってしまいます。

子供が幼稚園に入って少し自分に余裕が出来たタイミングが、本格的な節約をするタイミングです。

その頃になると自分たちの生活にどれくらいのお金がかかる…などがはっきりわかるようになっているはずです。

子供の手も離れ、家計簿なども付けやすい環境にもなっているでしょうし、そこから本気出して頑張る!と思えばいいのではないでしょうか。

節約には、やはり自分の性格の向き不向きや家族…主にご主人の理解や協力もも必須で、自分だけでやろうとするとやはりモヤモヤする事もおきてしまい、節約ができないと思ってしまう原因にもなると思います。

自分が節約ができる!と思えるタイミングと環境を作り、ご家族にも理解と協力を得る…節約ができないと感じた時は、今一度ご自分の環境を顧みて、節約が出来る環境なのかどうかを冷静に把握してみて下さい。

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