



保育園への就労証明書の嘘について
保育園に預けず働くお母さんもおられる中、信じられない話なのですが、
お子さんを保育園に入れる為に必要な親の就労証明書に嘘の記載をし、
本来なら保育園に預ける事が出来ないはずの専業主婦の方やパートの方が、不正に認可保育園にお子さんを預けたり、
フルタイムで夫婦共働きじゃ無いと預けられないと言われている人気のある認可保育園に、扶養範囲内のパートの方が預けてらっしゃったり…
と言う話を耳にする事があります。
そしてそう言った一部の方の不正が行われている一方で、
不正な事は行わず、真面目にフルタイムの正社員として共働きされているご家庭が、
送り迎えに長時間かかるような遠くの認可外保育園に子供を預けざるを得なかったり…
と言う話も、私の周りでは割とよく聞く話です。
おそらくほとんどの自治体ではそんな不正な行為が横行しないように対策を取られていると思いますが、実際に私の周りではそう言った噂がはびこっていますし、ママ友さんやご近所さんからもそう言った話をよく聞きます。
保育園への就労証明書に嘘を書いたらどうなるのか
そう言った噂が本当だったとして、実際に保育園への就労証明書に嘘を書いて保育園にお子さんを預けた場合、どう言った事が起こるのでしょうか。
⬆️こちらのサイト様を参考にさせて頂きますと、
万一就労証明書に嘘の記載をして保育園に預ける事が出来たとしても、バレてしまった時には最悪強制退園させられる事もあるようです。
また、本当に正社員として働かれている保護者の方からもそう言った噂がたってしまうと白い目で見られたり、保護者の輪の中に入れてもらえなかったりと、決して居心地は良くないと思われます。
また、お子さんに対する保育士さんの対応も、変わる事もあったりするようです。
不正な事をされてお子さんを預けてらっしゃるのですから、当然と言えば当然です。
実際に私が聞いた保育園への就労証明書の嘘
これは私が実際に聞いたり体験した話です。
私の住む自治体では、幼稚園は2年保育の公立幼稚園が主になっていて、どんなに子供を早く預けたいと思っても、年中の年になるまで幼稚園には預ける事が出来ません。
なので、様々な理由で少しでも低年齢から子供を預けたいご家庭は、保育園に預けると言う方法しか選択肢が無いのです。
何度か別記事でも書いていますが、当然人気があって便利な場所にある保育園は、フルタイムで共働きの方が優先となります。
そして、送り迎えに時間のかかるあまり人気の無い園なら空きがあり、就活中という体で専業主婦の方でも子供を預ける事が可能となっています。
ですが、少しでも便利で人気の園に預けようと、就労証明書にパート社員なのに事業主に「正社員」と書いてもらったり、知り合いに自営業の方がいたらそこで働いていると言う体にしてもらって、専業主婦なのに人気の園にお子さんを入れてらっしゃる方が実際におられるそうなのです。
保育園の就労証明書の嘘と社会の歪み
私はこの話を聞き、数年前に
「保育園落ちた日本○ね。」
のツイートで世間が大騒ぎしたあの騒動は、起こるべくして起こった騒動だと思うようになりました。
不正を行える環境が整った人、不正を行ってもなんとも思わない人が結果的に優遇され、真面目に子供を預けて働きたいと思う若いお母さんが冷遇される…そんな事が実際に起こっているのです。
どこかの地方の自治体の、数人のちょっとした不正行為ではあるでしょうが、その不正のせいで本当に保育園が必要な方の子供を預ける機会が奪われている事は事実です。
「赤信号皆で渡れば怖くない」と言う言葉もあるように、わずか一人の人のモラルに反した行動が、次々と反モラルの連鎖を呼んで不正の温床になってしまう事もあります。
保育園の就労証明書の嘘問題は、そんな社会の歪みの縮図なのではないかと、私は個人的に思っています。