ラストエリクサー症候群と言う言葉をご存じでしょうか…。

うちの義母がまさにラストエリクサー症候群その物で、大事な物を使う事が出来ずにため込み、それが何十年と続いています。

とくにうちの義母は義実家にある大量のタッパーを大事にしすぎていて、勝手に使うと怒り出します。

40年前に大金を出して購入したタッパーらしく、勿体無いので使えずに、新品同様で保管されている物も多数あるのですが、そのタッパーにラストエリクサーほどの価値があるのか、私は甚だ疑問です。

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ラストエリクサー症候群って何?

まずラストエリクサーって何?

うちの義母のラストエリクサー症候群をご紹介する前に、そもそもラストエリクサー症候群って何なの?と思われる方も多いと思いますので、丁寧に説明したいと思います。

まず、ラストエリクサーって何なのか…。

ラストエリクサーとは、スクウェア・エニックス(以下スクエニ)制作の大ヒットRPGゲーム「ファイナルファンタジーシリーズ」に登場する、激レアアイテムです。

エリクサーと言うアイテムは、使うとキャラクターのHPとMP全回復してくれる大変有用なアイテムなのですが、入手方法がダンジョン内の宝箱やモンスターからのドロップのみで、お店でお金で買う事が出来ません。

なので、ゲームをプレイ中一定数しか手に入らず、ここぞと言うボス戦で使う為に手に入っても使わずに残しておくプレイヤーが多いのです。

ラストエリクサーとは、そのエリクサーがさらに強化された超絶激レアアイテムで、使えばすべてのキャラクターHPとMPが即座に回復するアイテムです。

大変有用なアイテムですが入手方法はさらに絞られ、大変入手し辛いアイテムなので、さらに使うのが勿体ないと思うプレイヤーが多くなります。

ラストエリクサー症候群とは?

そんな大変貴重な有用アイテム、ラストエリクサー。

手に入ったけど使うのが勿体ない…使うのは最終ボスを倒す時…それまで使わずに温存しておこう。

ファイナルファンタジーをプレイするプレイヤーのほとんどがそう思い、ラストエリクサーは持ち物のなかにため込まれて行きます。

入手し辛いアイテムと言っても、ボスにたどり着くまでに10個前後は入手出来ます。

一個くらいは途中の中ボスで使ってもよさそうなのですが、ひょっとしたら最終ボスの強さは予想を覆すぼどの強さかもしれないし、ラストエリクサーは何個ストックがあっても足りないかもしれない。

そんな思いから中ボス戦で苦戦したとしても、ラストエリクサーは使わず温存を決め込みます。

例え中ボス戦でやられてしまったとしても、ラストエリクサーを使うくらいならレベルを上げなおして中ボスを倒そうと、何度もレベル上げをして中ボスを倒します。

そんな風にラストエリクサーを温存に温存し、ラストエリクサーを使うくらいならレベルを上げて強くなるを繰り返し、最終的に最終ボスにたどり着いた時には、ラストエリクサーはたんまり温存されているのに、レベルは十分すぎる程上がっていて最終ボスすら余裕で倒せてしまう強さになってしまっている…。

そして貯めに貯めたラストエリクサーは強くなりすぎてしまった為に結局使われる事は無く、持ち物にため込んだままエンディングを迎えてしまう…これがゲーム内のラストエリクサー症候群の全容です。

そして、このようにラストエリクサーをため込んで使う機会を逃したままエンディングを迎えてしまう事を日常生活に置き換え、高価な物を買ったはいいが使うのが勿体なく、いつか使おうとため込んで何十年もそのままにしてしまい、結局使う機会も無いまま年を取ってますます使う機会が無くなる…それが日常のラストエリクサー症候群とも言えるいわゆる勿体ない病なのです。

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義母のラストエリクサー症候群

高価なタッパーが大事すぎて使えない!

じゅこ
ここからの話題は、約8年前、離乳食期の1歳の息子を連れて、義実家へ帰省した時のお話です。

息子に離乳食を食べさせようとしたのですが、義実家には子どもが扱えるお茶碗が一つもありませんでした。

義母は陶器を集めるのが趣味なので、普段使っている食器も○○焼きの陶器です。

ご飯用のお茶碗だけで無く、お味噌汁を頂くお椀も陶器です。

おかず用のお皿も当然陶器で、万一子どもが投げたり、落としたりして割ってしまったら•••と思うと怖くて使わせて貰うのに躊躇っていました。

すると、主人が食器棚の奥から、タッパーを出して来ました。

私は主人の出してきたタッパーに離乳食を入れて、子どもに食べさせていました•••ところが。

急に義母がやって来て、タッパーを見て怒り出したのです。

義実家のタッパーは、義母が40年前に購入した、本物のタッパウェアー製の製品で、当時とても高価な物だったそうです。

義母は今だにその高価なタッパーを使ってしまうのが勿体無いようで、戸棚の奥に仕舞い込み、大事に保管してあるようなのです。

使う時期を逃してしまったタッパー

戸棚の奥にはほぼ新品状態のタッパーが所せましと並べてありました。

これまでの40年間の家事のなかで、タッパーを使うような場面はかなり多かったはずです。

毎日の食事作りにも役立つし、作り置きをしておくのもタッパーがあると便利です。

ご近所さんからのもらい物の時にも役立つし、おすそ分けをするにも役立ちます。

そして、そんなタッパーが一番役立った頃は、子供が成長期で多くの料理を作り置きしておかなければならなかった数十年前だったのでは無いでしょうか。

そんな時にタッパーは戸棚に仕舞われたままで、今でもそのタッパーを使う事に躊躇があるようなのです。

今から新品同様のタッパーを使おうと思っても、義母は一人暮らしでそこまで毎日多くの料理をしなくても良いはずです。

高価な物が大事すぎてため込み、使う時期を逃してしまって、宝の持ち腐れを起こしてしまう…まさにラストエリクサー症候群なのです。

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40年前のタッパーウェアーについて

私の実家にもタッパーウェアー製の保存容器(日本ではそれをタッパーと呼ぶ)が大量にあります。

食材を冷蔵庫で保存する為の容器だったり、大きなボールのような容器だったり、ゼリーやババロア用の型みたいなのや食パンを入れて置く容器、スープなど液体を入れる細長い容器まであります。

私が生まれる前から実家にはタッパーウェアー製品が台所のスタンダードだったので、あるのが当たり前と言う認識しか無かったし、実家の母はそれらの製品を特に大事にする様子もなく普通に使っていて、無論、子どもの離乳食用に使っても文句も言いません。

結婚して義実家に行くようになり、義母がタッパーウェアー製品を異常に大事にしているのを見て、初めてこの製品が大変な高級品で、当時高額なお金を払って購入された物だと知りました。

そこからタッパーウェアーについてググったりして、タッパーウェアーの商法などを知りました。(このブログでそれを詳しく書くことはしません。)

今でこそネットが発達して本当に良いものを適切な情報を仕入れて買えますが、当時は皆んなが買うから…となったら自分も…と言う感じだったのでしょうか。

じゅこ
ちなみに私は食べ物の保存容器はニトリの耐熱ガラス保存容器を使っています。

一個300円台で買えて、レンジでも使えて、とても便利です。(今の時代に生まれてよかった😭)

他にもある義母のラストエリクサー症候群

ここからは、タッパー以外の義母のラストエリクサー症候群についてまとめています。

裁縫箱もラストエリクサー化!

義母は四十年以上前に嫁入り道具として購入した裁縫箱が勿体ないらしく、四十年間ほとんど使われないまま押し入れに仕舞いっぱなしになっています。

義母の裁縫箱はいわゆる昭和レトロ感満載の、ソーイングバスケットと言われる逸品です。

今はあまり売ってないので、それを理由に大事に仕舞ってあるらしいのですが、「じゃあいつ使うの?」と言う疑問が沸々と湧いて来てしまいます。

置き場所の事を考えるなら、自分で使うか、メルカリなどで売るか、もしくは捨てるか…の三択しか私には浮かばないのですが…こちらも完全なラストエリクサー症候群の一つなのです。

ちなみにほぼ同じ時期に同じような裁縫箱を買って、40年間ほぼ毎日使っている私の実家の母の裁縫箱は、もうボロボロです。

40年間仕舞われ続けて綺麗なままなのか、毎日使われてボロボロになったのか、裁縫箱にとって幸せだった40年間はどちらだったのか、私もよく考えてみたいです。

ビニール袋すらラストエリクサー化!

タッパーとか、裁縫箱とか、昭和レトロな高価なものなら大事に溜め込んで勿体無いと思うのはまあ理解出来ますが、30年近く前のビニール袋まで溜め込んであるのはいかがな物でしょうか…。

ビニール袋は最近有料化されて貴重になってはいますが、別に高価な物ではありません。

ファイナルファンタジーで言うと、普通のポーション(HPを回復するアイテム、どこのお店でも買えて手に入りやすいのでラストエリクサー程の価値は無い)すら勿体無くて使えずに、アイテムに溜め込んで超大量のポーションを持ったまま、ラスボスを撃破する様なものです。

もうラストエリクサー症候群では無しに、ポーション症候群と言っても過言では無いかもしれません。

お古のたて笛までラストエリクサー化!

そして、これまではラストエリクサーだのポーションだの、義母の溜め込んでいる物はまあ今後も役立つレベルのアイテムだった訳ですが、こちらのエピソードで溜め込んでいたアイテムは全く役に立たないどころか、モルボル(ファイナルファンタジーに登場する敵)の臭い息(モルボルの使う呪文、プレイヤー全員が酷い状態異常に陥ってしまう)を受けてしまった様な衝撃を受けたアイテムでした。

何もかもが勿体無くて捨てられずに溜め込む義母は、うちの主人が小学校の時に使っていた「たて笛」まで捨てれずに、30年以上溜め込んでいました。

そしてそのお古のたて笛を、うちの息子の入学祝いに渡されそうになったのです…💧

そのたて笛からは、まさに臭い息がどんよりと漂って来そうな雰囲気でした…。

溜め込まれていたたて笛は、すでにモルボル化していたのかもしれません💧

ラストエリクサーなら私も欲しいですが、モルボルは絶対要りません!

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