
夏バテ対策いつからするべき?
今年は急に異様と言っても良いほどの暑さが日本列島を襲ってきたため、暑さに身体がついて行かず、夏バテのような症状を覚えるかたも多いのでは無いでしょうか。
私の家族も例にもれず、主人も子供も朝にだるさを感じたり、食欲が落ちたりと軽い夏バテのような症状が出ています。
本来なら7月の上旬はまだまだ梅雨の時期で、夏バテを感じる時期はもう少し後なのですが、まだ子供の夏休みも始まっていないのに、もう夏バテのような症状が出ているのは今後が思い知らされるようです。
ただ、昨今は5月ごろから夏日になる日もあるので、夏バテを感じる事も早まっているのかなと思います。
そんな早まる夏バテ状態への対策として、私が一年前の夏から準備しているある食べ物のご紹介をしたいと思います。
それは…梅干しを漬ける時に一緒に漬ける赤紫蘇を天日でカラカラに乾燥させ、フードプロセッサーで粉々に砕いた手作りの「ゆかり」です!
子供も食べやすくて日持ちもするゆかりのパワー

私は毎年梅干を手作りしていますが、梅干しの副産物とも言える赤紫蘇(赤紫蘇も家庭菜園で育てています)を梅干しと一緒に土用干しし、カラカラに乾燥してからフードプロセッサーにかけて「ゆかりも手作りしています。
「ゆかり」はスーパーのふりかけコーナーなどでよく市販されていますが、梅干しと違って子供も食べやすく、おにぎりにすると食欲の無い日でもパクパクと沢山食べてくれます。
朝食の白ご飯にかけて食べさせたり、主人のお弁当にかけたりすると、暑くて食欲が無くても食べやすいようです。
梅干しの副産物だけあって日持ちもしますし、去年の夏に作って置いて一年冷蔵庫で寝かせておく事も可能なので、暑さが厳しくなってきたらすぐに用いる事が出来ます。
勿論市販のゆかりを用いても良いのですが、赤紫蘇は苗がホームセンターなどでとても低価格で販売されていて、育てるのも手間がかかりません。
梅干を作るのなら必ず副産物で作れるものなので、天然・手作り・オーガニックで安価な「ゆかり」を手作りして常備しておく事は節約の一環にもなります。
また、季節に関係なく体調の悪い日や食欲の無い時に料理に使う事も出来ます。
私は自分の昼食としてパスタにゆかりを絡ませ、青紫蘇(こちらも家庭菜園で作っています)を刻んでのせて、さらにプチトマト(もちろんこれも家庭菜園です)をのせて食べています。
暑い日の昼食として、簡単に作れてとても重宝しています。
梅干しは出来上がる過程で、ゆかりや紅生姜など様々な夏バテに良い副産物を産む事が可能で、殺菌効果も高く日持ちもするので、日本古来の食の知恵としてとても優秀でエコな食べ物です。
暑い暑い日本の夏を乗り切るためにも、梅干しやゆかりの手作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか?